購入価格 ¥4980
●GPSチップ Skytraq Venus 6
●位置精度 位置:5m(CEP)
●ログ保存点数 200,000ポイント(1秒間隔で55.5時間分)
●サイズ 79.8(L) × 45.2(W) × 14.5(H)mm
●重量 53g(バッテリーを含む)
●インターフェース USB(ミニUSBコネクタ)
●LEDインジケーター ブルー(充電中→充電完了すると点滅の後、消灯)
●ディスプレイ 128×128ドット、1.8インチ
●バッテリー 取り外し可能な、充電式リチウムイオンバッテリー(650mA)=ノキアBL-4C
●入力電圧 5V DC
●消費電力 低消費電力:12時間(バックライトオン)から20時間(バックライトオフ)
●その他 防滴加工
●ホルダの対応ハンドル直径 18mm~30mm
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GPSショップなどで最も安価なGPSサイコンとして売られている。
ケイデンスや心拍などには対応していない。
GPSの性能は並。電源を入れれば40秒ほどでGPSを補足する。
外観もまぁまぁでサイズはEdge500より若干長いぐらい。
5cm先ぐらいでワンタッチで切り離せるネックストラップが付属。
ハンドルブラケットが付属。若干ガタがあるが自転車を倒しても脱落しなかった。
ガタは本体とブラケットの間にゴム板を噛ますと無くなり振動にも強くなりそう。
OSハンドルには対応していないが、ブラケットには20mm幅ぐらいのベルクロが通せるので、
それでステムや腕に装着するという手もある。
充電は普通の5VのUSBで、USB端子カバー付き。バッテリーはノキアの携帯と共用のバッテリーなのでロワとかのが単体で安価に入手が可能(ちと高いが大容量タイプも売っているところもある)
稼働時間は12時間(バックライトオン)から20時間(バックライトオフ)とかなりロング。
他所のレビュー見るとどうやら実際にそれだけの時間持つ様子。
しかもモバイルバッテリー給電&充電技が使えるので電池の問題は無し。
正直この値段でこれをやられるとコスパがとんでもねぇと思えてくる。
画面表示はいっぱいあるが、主に表示する画面には1画面当たり3項目同時表示、2ページを以下の11項目から6つ選んで表示出来る。
(購入店によっては日本語の説明書が付属しないらしいが、無いとなかなか厳しいかもしれない。
オンラインで無償で配布してるところもあるのでDLされたし。)
Current Speed =現在速度(スピードメーター画面でも表示可)
Calories
Odometer
Trip Avg Speed
Trip Max Speed
Trip Time
Trip Distance
Current Date (TOP画面にも表示)
Current Time (TOP画面にも表示)
Heading =移動方向
Elevation =標高
実質9項目中から6つ選べという事になるのだが、
どうせなら3ページにして9つ選ばせてくれれば良いのに・・・
意外と標高が表示できる。
例えば
1画面目に
現在速度・走行距離・走行時間
2画面目に
平均速度・標高・現在時間
などと表示できる。
この2画面がスポーツモード表示画面で、
いずれかの画面で▽キーを長押しするとこのスポーツモードのカウントを開始する。
一度スポーツモードを▽キー長押しで解除した後にまた開始したり、電源を切ると
トリップはリセットされてしまうのはかなり不親切。
普通のサイコンの感覚でサイコンの画面だけで走行距離とかアベレージとか記録する人には向かない。
他の画面について軽く触れると、
■スピードメーターだけの画面・・・使わない
■電子コンパス画面・・・使う時はキャリブレーションが必要、スマホにも付いてた
りするので不要
■任意ポイント3箇所を登録しそこまでの距離と方向を表示・・・広い駐車場などで簡易ナビ的に使う用途や、自宅への簡易ナビ用途。
■タイマー画面・・・1秒単位しかもラップとかの機能なし。まず使わない機能。
■設定画面・・・バックライト点灯時間、ログ取り方法を秒か距離(○m動いたらログを記録)、ログ記録間隔設定、スポーツモード切り替え(ウォーク、ラン、バイク)、体重登録、、ページ設定1/2
ログデータ全消去、タイムゾーン設定、表示単位設定、オドメーター消去、初期数値設定、言語(英・中・独)
専用ソフトはGPS Sport(運動管理ソフト)とGPS Phototagger(写真連動・ログ編集ソフト)の2つがあり、これでしかログデータは取り込めない。奇跡の表示はGoogleMap。
ログ保存店うが1秒間隔で55.5時間分ほどなので、
長旅には・・・専用ソフトがインストール時プロダクトキーを求めてくるので、それさえメモっておけば
GPS Phototagger自体はwebに転がってるので・・・ネカフェなどで・・・。
基本的なログデータ取り込みの流れは、2つのソフトを起動させて本体の電源を入れ、本体をUSBでつなぎ、
ソフト側の読み取りボタンをクリックしてログデータをそれぞれ取り込み、
(USB)
GPS Sportは取り込んだ時点で活動記録が保存される。
アクティビティはなんか本体でランニンングにしてもソフトで設定した自転車になってしまう不具合あり(編集可能)
何月何日の何時から何時にに自転車何kmとか、日統計とか出してくれる。
でも何もしてない日は空欄じゃなくて活動した日を全部詰めて棒グラフにしてくるので
毎日活動してないとなんのこっちゃみたいなグラフになっている。まぁ参考程度に。
GPS Phototaggerではログデータを任意点で分割削除などが非常にやりやすく視覚的に行え、
編集したログデータを各種拡張子で保存ができる。
最高速のデータは今のところバグらず独自のフィルタを噛ませてあるようだ。
アベレージについてはGPS Sportの概要画面でしか移動平均速度は出ない。
停止時間の判定が甘く建物に囲まれた場所なので停止している場合ログが迷ってる時なども若干移動時間にカウントされてるっぽく
アベレージが低めに出る事がある。一応移動時間と停止時間が表示されているし、
フリーソフト"轍"で比較して納得している。
なのでガーミンのほうのアベレージとは違う数値が出るかもしれない。
GPS Phototaggerは、GoogleMapのAPI関係で表示が出来なくなる場合があるようなので、
ソフトを無償配布されてる最新版に更新すると読み込めるようになる。
また、裏技としてフリーソフトSkyTraqのGPS Viewer.exeで更新周期を1,2,4,5,8,10,20Hz(1秒間に1~20回ログを取る)に変更する裏技がありますので詳細はググってみて下さい。
※この、1秒に複数回ログを取れる機能だけでもGPSを買う人も居ます。
これが出来る機種は少ないです。
GPSログ自体は電源を入れれば自動的に取られてしまうのでログの取り忘れは起こりにくいが、
ソフトにログデータをとり込み時にホットスタート起動で即GPS補足してしまうと、
GPS Sportの活動時間に加算されてしまう
実際は7:00~12:00なのに、
12:30にログデータを読み込んだら活動時間が7:00~12:30と記録されてしまう。
電源を切ったあと1時間以上(堅いのは1時間半ぐらいかな?)とか間を置いてコールドスタートさせあらかじめソフト起動させて電源入れてすぐ(コールドスタートの30秒以内にw)取り込めばそのような事にはならない。
GPSが補足不可能な場所で取り込めばこのようなことにならないかもしれない。
本体の不具合は、電源が飛びまくる事があったがバッテリーの接続端子が汚れてただけのようでそれ以降は発生していない。
段差とかもガンガンいっても大丈夫。
ライバルはEdge200あたりになるんだろうか、
もちろん性能は負けているが、コスパを考えてしまうとこちらのが有利か・・・?
ただ、Edge200は廃盤なのでそのうち手に入らなくなるだろう。
こちらはGP-101+というニューモデルも開発中のようだ。
液晶表示モデルとしてHolux M-241も対抗馬として挙げられ買おうと思ったこともあるが、
単三電池で使えるけど他のほぼすべての面でこちらが有利だと思う。
にも関わらずきっとM-241のほうがOEMモデル含め圧倒的に売れてるんだろうなぁ・・とは思う。
総評すると5000円でこの機能だと超お買い得、
GPSとしては機能的には90点ぐらい上げれるすごいやつ。
自転車以外にも使えロガーとしてもいける。
ケイデンス機能無いサイコン買うならこっちのGPSで色々出来る方買ったほうが楽しいかもしれない。
サイコンとしてもそこそこ安いほうだし、ソフトもかなり使えて良いと思う。
GPSロガー機能のものは3つ目の購入だが、これが一番ソフトの出来が良い。
価格評価→★★★★★
評 価→★★★★★