購入価格 ¥レビュー用頂き物(参考価格£29.99@wiggle / 国内定価5,250円)
このレビューは「◯◯のレビューを読みたい! レビューしたい!」
http://forums.cbnanashi.net/showthread.php?tid=487というcbn BIKE FORUMSの企画により、提供していただいた製品をレビューするものです。まずは、このような機会を与えていただいたことにお礼をさせていただきます。なお、このような機会はレビュアーの皆さんに平等に与えられているものです。臆せずに、どんどんフォーラムにリクエストを書き込んでみてください。
では、レビュー開始します。
まずは眺めてみる。やばいw 私にとっての初めてのK-Edge製品ですが、みんながハアハアしてしまうのがよく解ります。隙や無駄のない、切り詰められて緊張したデザイン。表面はよくみると細かい切削痕が残っていてCNCがアルミ塊を削っている光景が目に浮かんできます。赤いアノダイズド加工に色むらはなく、ハデすぎない渋い発色です。これはシングルモルトの肴にもってこいだぜハァハァ…
… 気を取り直して、いつものとおり計量から。
カタログ値30gに対し、実測30.5gです。0.5gはスケールの誤差かもしれないです。カタログ値は偽りのない、ほぼ正確な値と言って差し支えないでしょう。いままで使っていた、MrControl ADP-3RC
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=5197&forum=7&post_id=14113#forumpost14113と純正マウントの組み合わせが67gだったので、37gの軽量化になりました。
パーツは3部構成です。
クランプ上部品
クランプ下部品
マウント部分
クランプ下部品とマウントは1本のボルトで固定されますが、左右にぐらつかないようにクランプ部品に突起があって、マウント部品の溝に嵌るようになっています。マウント部品はこの溝によってハンドルバーからの距離を調整できるようになっています。Edge800はこのマウントに取り付けられる一番大きいサイコンなので、溝の一番後ろで固定して距離を稼ぎます。
ガーミン固定部分のつくり。
ガーミン側の3つの凹部分とマウント側の3つの凸部分が勘合して、ガーミンを固定します。3つの凸部分はどれもアルミの張力を利用してガーミンとの固定部分にテンションをかけ、一切のぐらつきなしにしっかりと固定します。その構造の巧みさと精度の高さは素晴らしい物があります。純正のプラスチックマウントは、ガーミンの取り付け・取り外しの感触が「スコッ」なのに対し、K-Edgeは「ズズッ、カチッ」です。最後に相当なクリック感があります。
ただ、アルミのマウントにプラスチックのガーミンを取り付けるわけなので、ガーミン側の耐久性は大丈夫なのかな。マウントに青いプラスチックの削りカスが少し付いているんですけど… この辺りは、長期的にテストを続けてまたレポートしたいと思います。
私のバイクに取り付けてみました。
ヤバイです(笑) 格好いいです。これは他のK-Edge製品がどんどん欲しくなります。えーと、チェーンウォッチャーとかあったよなあ…
あえて欠点を上げるとすれば、クランプが31.8mmのハンドルバーにしか対応していないこと。薄いゴム板などを切ってスペーサーにすれば取り付けられるんでしょうけど、そういうのを噛ませて取り付けるとせっかくの機能美が台無しになってしまうと思うのです。細いハンドル用の製品もあれば文句なしです。
価格評価→★★★☆☆(買うとなると二の足を踏む値段、でも価値はある)
評 価→★★★★☆(ガーミン側のマウント耐久性に一抹の不安が残る…)
<オプション>
年 式→2012
実測重量 カタログ値30g。(実測値30.5g)