購入価格
本体 ¥30,799(高級心拍計付)
マウント ¥2,500前後
■購入のきっかけ
元々はマラソン、山登り用に購入しました。自転車を購入した際に
別途サイコンの購入も考えたのですが、GARMIN製ケイデンスセンサ(GSC-10)を導入して、
手持ちの310XTをサイコンとして使い回すことにしました。
始めはハンドルにバンドを巻き付けて使用していたのですが、
見た目があまりエレガントで無く、ランニング時にいちいち取り外すのが面倒なので、
後にクイックリリースキットを購入しました。
■サイコンとしての310XT
電池持ちはカタログスペックで20時間です。
1kmラップの度にバックライトを付けて運用したところ16時間ほどでLow Battery表示、
17時間で電池が切れました。バックライトやバイブレーションの設定、
およびGPSの補足頻度等を適切に設定してやればもう少し伸びるかもしれません。
液晶画面は小さく、一度に表示出来る情報は4つまでです。
私はケイデンス、速度、時刻(練習の時は斜度)、心拍数を表示しています。
簡単な地図も表示出来ます。
バックライトがめっちゃくちゃ明るいです。明るさは12段階に調整できます。
■クイックリリースキット
310XT本体から伸びているバンドを取り外し、
一枚クイックリリース用の板を噛ませて、それに再びバンドを付け直します。
自転車側にはEdge同様、マウントをゴムバンドでぐるぐる巻きに取り付けます。
310XT側に1枚マウントが増えたおかげで腕に付けた時の重量が増えましたが、
それほど気になりません。
■他の製品と比べて
Edge500と比べるとサイコン単体として見た場合の310XTの優位性はほとんど無いです。
重量はバンドを外して本体+クイックリリースマウントで計測したところ53gでした(Edge500は55~57g)。
310XTは小さく見えますが、ずんぐりむっくりして意外と厚みがあります。
Edge500の電池持ちは18時間。これを超える場合は充電しながら運用することになると思いますが、
310XTは充電しながら使用することは出来ません。上位機種の910XTは出来ます。
また310XTには温度計と気圧計による高度計測機能がありません(高度はGPSで測る)。
現在は上位機種の910XTがあるので、ランニングと自転車で使い回したい人にとっては
在庫処分の大安売りでない限り310XTを選択することは無いと思います。
見た目も黒光りしてて910XTのほうがかっこいいですし。
910XTもEdge500同様、気圧計による高度測定ができ、充電しながらの運用が出来ます。
しかし910XT・310XTは充電クリップを本体にがぶっと噛ませて充電します。
これは本体をクイックリリースマウントから外さないと充電出来ないので、
モバブを用いた20時間以上の運用を想定しているならばEdge500の方が良さそうですね。
価格評価→★★★★☆(ランニングと共用の人にとっては出費を抑えられる)
評 価→★★★☆☆(サイコンとしての性能は並)
実測重量→53g(ベルト無し本体+マウント)