購入価格:失念(確か4500円前後)
CATEYEのサイクルコンピュータ。ワイヤレスセンサーを用いた無線式のサイコンです。
自転車を始めるにあたり購入したもので、見た目がとてもスマートだったのが決め手でした。
画面構成は上中下段の3段階に分かれており、単純明快で表示も大きくとても見やすいです。
上段:計測データを常時表示。自分の気に入ったデータを置くことが出来る。
中段:時計表示
下段:黒いボタンの両脇にあるドット部分を押すことで、データを選択し表示する。
計測されるデータは、走行距離、積算距離、走行時間、速度(最高と平均)です。
特徴的な機能としては、ストップウォッチとファンクション設定機能が挙げられます。
ストップウォッチ機能は、自動計測される時間とは別にストップウォッチをサイコンに組み込んだもの。
狙いとしては、特定区間の時間を計測したいときや信号待ちなどで停止する場合に自動計測された走行時間と比較して、
信号待ちの時間がどの程度かかったのか割り出すことができます。
ファンクション設定機能は、データ表示を自分でカスタマイズできる機能。
初期設定において、画面に表示したくないデータを選択することで、
選択したデータの表示をスキップできます。(走行速度、走行時間を除く)
データを取捨選択することで、いち早くアクセスすることが出来る仕様になっています。
バックライトも完備されていて、明るくて夜間使用時でも視認がしやすいです。
ON/OFFの切り替えもドット部分の長押しで簡単に切り替えることが出来て分かりやすい。
この点も、とても良い印象を持ちました。
電池の持ちに関しても、バックライトなどを多用しなければ十分長持ちできます。
ブラケットに関しては、走行中に落ちたりする心配はないように感じました。
ただ、振動などでバンドの締めが緩くなったりするので、その点注意が必要です。
走行前に、しっかり取り付けられているかを確認しておいたほうが無難でしょうか。
カラーは白と黒の2色。限定モデルで白と黒をベースにした赤、青、緑のカスタムカラーのものもあります。
ただ一方で、気になった点も見受けられました。概ね上のお二方も指摘されております。
一番気に食わなかったのが、誤作動による速度の異常表示。
最高速度105.9km/h。一度でいいから見てみたい・・・。あ。見れた。
まぁ、誤作動なら仕方ないかと思っていましたが、私のものは何故かよく発生します。
取説に従って何回もオールリセットしてもこの様です。欠陥品なのかな?
理由はよく分かりませんが、これによって積算距離が無情にも加算されてしまい、
とても腹立たしい気持ちになったことは何度も記憶しています。
距離のドーピングにはもってこいのサイコンですね!
もちろん皮肉ですが。
次点に挙げられるのが、真ん中の黒いボッチのSSEボタン。
冬用グローブをつけたまま操作することになると、反応がまー酷い。
ストップウォッチモードもそうですが、データリセットがしにくいったらありゃしない。
真ん中のボタンを押してるつもりだけど、反応せずバックライトのON/OFF切り替え表示に何回もなってその繰り返し・・・。
正直、ほんとに製品テストとかやったのか?と思わずにはいられませんでした。取説では注意として載ってはいますけど。
(このようにボタンを押す位置が、少しずれただけで反応しないのだ)
様々なシチュエーションを想定してこその製品だと思うんですが。
その点がどうも欠けてる印象が拭いきれませんでした。
価格評価→★★★★☆ (安いほうだと思う)
評 価→★☆☆☆☆ (私だけ頻繁に起こる症状かもしれないが、正直もううんざり)
<オプション>
カタログ重量→26g (実測重量 26g)