購入価格 $179.99 (eBay)
CAT EYEの最新機種。スピード、ケイデンス、心拍数をワイヤレス計測。日本未発売。恐らく使用周波数帯の許可とか、そうした問題で発売が遅れているのでしょうか。欧米ではすでに発売されているようです。
日本でこのサイコンを使用するのは現在のところ電波法違反になるかもしれません。そのため、まだ外で実走していません。
最初に驚くべき事実を紹介しましょう。
さて設定しようとマニュアルをパラパラしていたら、なんと思いっきり日本語のセクションがありました(笑) 一瞬目を疑いました。もう日本での発売準備万端ですね。
ケイデンスとスピードは一つのセンサーで計測。設定も簡単。感度も良いです。
文字はあまり大きくありません。特にケイデンス表示は小さい印象を受けます。これは気になる人は気になるのでは。個人的には、三段表示の三段目にケイデンス表示を出せるようにしてほしかったと思います。三段目は、積算距離、カウントダウン距離、消費カロリーその他を表示(走行中に消費カロリーを見られて、ケイデンスが見られないというのは何かおかしい。要件定義のミスか、技術的制限か?) また、消費カロリーといえば、身長体重性別年齢や運動強度レベルの設定項目がないので、どのように算出されてくるのかよくわかりません。
表面にある四つのボタンが非常に硬いです。なにもこんなに硬いタッチにしなくても良いのではと思えるくらい硬いです。私はストラーダのシンプルなモデルも持っていますが、画面表示切替はストラーダとは全く違います。似ているのは外観だけのようです。
ちなみに、現物の液晶表示領域はストラーダのそれよりも広いです。また、筐体もストラーダより一回り大きくなっています。それでも文字が少し小さく感じてしまうのは、情報が多すぎるからでしょうか、それともストラーダがあまりにシンプルすぎたからでしょうか(あのでっかい速度表示はなかなかに魅力的)。
最大の欠点は、またこれもこのサイコン自体の欠点では全くないのですが、細身のスチールフレームにはあまり似合わないということです。ちょっとゴツいです。現代的かつファットなバイクのほうが見た目は釣り合いが取れるでしょう。
価格評価→★★★★★ 日本円で18000円程度ですから、安いのでは。
評 価→★★★☆☆ 第一印象としては、視認性に不安を感じます。また、操作性もストラーダには劣る。
写真は左が通常時、中心がバックライト点灯時、右がストラーダ。