購入価格 ¥25,900(税込・定価)
通勤時、幹線道路を通るためヒヤッとすることも多く、自分の衰えをカバーする意味でも後方接近車両を感知できるデバイスの選択肢が増えてきたこのタイミングで、ものは試しと購入。
候補は幾つもあったが、なにせこの手のデバイスは初なので、いつもお世話になっているお店で売っていること、購入特典があったこと、等の機能以外の理由でCAR BACKを選択。
+通勤ではサドルバッグを使用しているので、サドルバッグとタイヤの間の狭い空間に取り付けられるかな?(他社候補より1~2センチ縦に短い)という期待もありました。
【使用感】
初めて使用した自転車通勤1回目で「これは買って正解だった」と思える商品。
サイコンの画面脇に表示された点で把握する接近情報があると無いとでは路駐車両の追い越し等での疲労感が全く違いました。
勿論、直線を走っているうえでの車の追い越しに関しても、いきなり追い抜かれてビックリする、ということがほぼ無くなったのは精神的にたいへんよろしい。
都度振り向けば良いじゃん、ってのはその通りなのですが、基本前を見ながら走らなければいけない自転車において、振り向けるのは1秒あるか無いかの短い時間。
後方から近付く車両が接近しているのか、その距離・スピードと台数は?というのを短時間で把握するのは意外と難しいし、振り返った瞬間のペースのまま近づいてくる保証はどこにも無い訳です。
最近はEVも増え、舗装やタイヤの性能が上がってきているからなのか接近を「感じる」のが遅れる場面が増えてきたようにも感じます(+自身の老化もあるでしょう)。
事前に「来ている」「何台くらい」「どのくらいの速さ(距離感)」が常に分かったうえで、振り返ってその情報が合っているのかの確認作業だけで走れる恩恵はあまりにも大きいものがあります、まさにお値段以上の価値です。
TREKユーザーであれば、ブラケットは共通なのでリアライトをこれに置き換えるだけで良い(リアライトとしての性能もたいへん優秀)ので、プラス数十グラムで更なる安心が手に入ると考えれば、コレを選ばない理由は(カメラ機能欲しい場合は別として)無いですね。
唯一、このデバイスをお勧めしない人は、通知のアラームが鳴ることで集中が切れる人でしょう。
私は「ああはいはい」程度で環境音の一つとして聞き流せましたが(そもそも幹線道路なんで音だらけですし)、交通量の多い環境だと結構頻繁に鳴るので、静かな環境でないと集中して走れない人にはお勧めできません。
ペアリング(GARMIN540と接続)はまあ、他のデバイスと同様で特にストレス無く完了、いったん繋いでしまえばガーミン先生の記録開始と合わせて勝手に起動してくれているので、点け忘れも無く便利。
スマホアプリを入れておけばスマホでも探知状況は把握できますけど、それよりGARMIN(サイコン)側で出来る設定は、スマホでも出来るとありがたいですねぇ。
公称240Mの探知距離に関して『そんなに要るのか?』という話もあるようですけど、後方見張員の目は良くて困ることは無い、と感じています。
目が良いということは、近距離の解像度も期待できる訳ですし(そして実際かなり正確)。
※ちなみに実走行時の最大探知距離は150~180M前後なのではないかな?というのが振り返って確認した体感です。
兎にも角にも食わず嫌いせず買ってみて大正解でした。
価格評価→★★★★★(幹線道路走る人にとってはお値段以上)
評 価→★★★★☆(アプリの設定充実に期待)
<オプション>
年 式→2024.4
カタログ重量→ 87g(実測重量もそんなもん)