BRYTON RIDER 450
購入価格 22,000円(税抜)
購入店 自転車のQBEI(楽天市場)
【購入動機】
2013年より使用していた、Yupiteru(ユピテル)製ハンディーGPSマップASG-CM13が振動で電源が落ちる症状が出てしまい、メーカーサポートも切れてしまっていた為、代替機を探していました。
選考条件としては以下の通り。
①GPSで各種ログが取れる。
②マップが見られる。(あればナビ機能)
③駆動時間が長い。(又は給電しながら使用できる)
④バックライト搭載。
⑤比較的安価である。
尚、他にキャットアイのストラーダデジタルワイヤレスCC-RD410DW(ケイデンス測定可)を同時使用します。
いろいろ検討した結果、Rider450にたどり着きました。
http://www.fukaya-nagoya.co.jp/brand/bryton/products/rider450/【購入理由】
上記全ての条件を満たしている。
最新のGPSサイクルコンピュータである。
同社のAero60がほぼ同スペックでしたが、マウントに汎用性がない為、候補より除外しました。
【スペック】
ディスプレイ:2.3インチFSTNポジティブ半透過型ドットマトリックスLCD
サイズ:83.9x53.7x18.2mm
重量:71g
動作温度:-10℃~60℃
バッテリー充電温度:0°C~40°C
バッテリー:リチウムポリマー充電式バッテリー
バッテリー稼働時間:屋外で 32 時間
ANT+:対応
GNSS:高感度GNSSレシーバーチップ ( 搭載内蔵式アンテナ )
BLE:スマート内蔵アンテナを備えたBluetoothスマートワイヤレステクノロジー2.4GHz 帯0dBm
防水性:最大水深1m、最大30分間耐水(IPX7)
気圧高度計:気圧高度計搭載
無線ローカルエリアネットワーク:IEEE802.11b/g/n、2.4GHz帯8dBm
【計測】
エネルギー
高度、累計高度
距離、ラップ距離
速度、最高速度、平均速度
現在時刻、走行時間
高度
平均気温
ケイデンス(別途センサー必要)
心拍数(別途センサー必要)
出力(別途センサー必要)
電動ギア変速システム(Di2、eTAP、EPSに対応)
詳細はこちらをご覧下さい。
https://www.brytonsport.com/download/Manual/UM/Rider450/Rider450UM_JP_20190411.pdf※計測は行いませんが、勾配の表示があります。
【GPSの精度とログ間隔】
GPSの他に、GLONASS、Galileo、BeiDou、QZSS(みちびき)に対応。
盛りだくさんですね。精度は良好です。
どの測位を選ぶか、ある程度選択できます。
ログの間隔は4秒、1秒の2択です。初期は4秒となっています。
【外観】
ブランドロゴが賑やかです。
ディスプレイの額縁はやや広めですね。
ボタンは計6つ
左上:上送り、マップズームUP
左下:下送り、マップズームDOWN
右上:スタート、ラップ計測、決定
右下:一時停止、ストップ、メニュー呼び出し、戻る
下部左:画面切り替え(ループ式でバック無し)
下部右:電源、バックライトON・OFF
固定はガーミンタイプのマウントにゴムバンド留め。(各社アウトマウントに対応)
ストラップ付属。
【ディスプレイ】
視認性は良好。バックライト非点灯でも比較的見やすいです。
バックライトの明るさ調節が無い(濃度調節あり)ようなので、街灯がない道路では眩しいかもしれません。
【スマホとの連動】
専用のアプリがあります。(Android/iPhone)
本機で行なうほとんどの作業がスマホから可能です。これは大変便利。
画面設定などは直感的に設定ができます。
また、Strava等のアプリとも連携ができるので、走行後はすぐにログを共有できます。
【画面表示】
最大で5ページ10項目を表示できます。
基本マス目ですが、項目の表示個数によってややクセのあるレイアウトとなっています。
OFF出来ない項目はページ1、ルートナビです。
Lap1、2は走行を開始し、ラップをカウントすると表示されます。
高度の項目はOFFがないのに、なぜか表示されません。
【WLANが使える】
本機側で設定をすれば、ログのアップからファームウェアの更新まで可能です。
以前の機種では転送速度の遅さを指摘されていましたが、本機はそう感じませんでした。
(※環境によってはフリーズすることがありました。原因は不明)
【バックライトのON・OFFがボタンひとつで可能】
これが結構便利です。トンネルに入る時など、一時的に明るくしたい時は結構あると思うので。
また、時間帯によるオートON機能があります。押した後数秒(5、15、30秒、1、2分、常時)で消える設定もあります。
【ルート作成とナビ機能】
ルートは過去に自身が走ったデータをルート化、もしくはあらかじめ作成したルートを本機ルートフォルダ(Extra Files)に入れる事が可能です。(gpxファイルのみ)
ただ、PCと接続するとルートフォルダが初期化されてしまうのは何とかしてほしいものです。
ナビ機能にリルート機能はありません。道を間違えたら自力で本線に戻る必要があります。
個人的にはルートを表示するだけの機能が欲しかったです。
マップは自身のいる範囲しか表示できません。マップアプリのような使い方はできないので注意です。
マップは100、200、500m、1km、2kmの5段階表示。
200m表示から国道は黒線で表示されます。
【総評】
2万円台でここまでの機能を持たせるとは恐れ入りました。
この先数年は頑張ってくれそうです。
サイクルコンピュータの世界も本当に日進月歩ですね。
また、ケイデンスセンサーやハートレート等がセットになったモデルもあるので、サイコン1台で済ませたい方はそちらをお勧めします。
価格評価→★★★★★
評 価→★★★★☆
<オプション>
年 式→2019年
カタログ重量→71g(実測重量71g)マウント類を含めると84g