購入価格 ¥16,000 円くらい
ナビ機能を主目的で購入して及第点でした。
まず、重要な前提条件として私は極度の方向音痴です。
どのくらいかというと、川に沿って北方面を目指していたのに、いつの間にか進路方向が南になっていたことがあります。
なので、サイコンにはナビゲーション機能と方位がわかることが重要課題です。
購入のきっかけは下記の動画。
非常にシンプルですが、正確にナビゲートしています。
VIDEO
これなら、自分でも大丈夫!
そう思って使ってみた結果は 「迷いながらもなんとか未知のコースを走れた」 です。
25J の仮名をメリーさんとし、体験を書くと次のような感じでした。
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朝練のコースがマンネリしていたので、Garmin Connect で行ったことのないコースを作成した。
Garmin Connect とは Garmin のサイトで履歴を残すだけでなくトレーニングなども作成することが可能なサイトだ。
これでコースを作成し、メリーさんに教えることが可能だ。
最初の数キロはよく通る道で動作確認だ。
すると、メリーさんがビープ音とともに早速反応してくれた。
「あたしメリーさん。あと 285m 先を右に曲がるの…」
数字と右折の矢印、そして音で期待通りに事前に方向を示してくれる。
その後も
「あたしメリーさん。あと 95m 先を左に曲がるの…」
「あたしメリーさん。あと 135m 先をU ターン気味に右に曲がるの…」
と事前にかつ正確に連絡が来る。どうやら 300m 辺りで事前に進路を示してくれるようだ。
これを買って正解だったな。と思いつつ今まで入ったことのない裏道へとナビゲートされていった。
「あたしメリーさん。あと 50m 先を左に曲がるの…」
OK,左ね…。って左に道路 2 つあるんだけど?どっち?
そう、前述の動画をご覧になられた方はわかると思うが、メリーさんの進路案内は一本の線でしか表示しないので、どちらかわからないのだ。
ええい、ままよ。と一方を選択して進む。
するとメリーさんが今までにない反応を示した。
「あたしメリーさん。くぁwせdrftgyふじこlp」
ピ、ピ、ピ、ピ、とやたら何度も音を発生させ様々な矢印を示し出し始めた。
軽くホラー気味に。
そのあと静かになったと思ったら、
「あたしメリーさん。オフコース」
ん ? もちろん ?
しかしよく見ると現在地を示すマークがナビゲートの一本線からずれている。
あ、コースから外れているという事か。
いったん逆走し、元の分岐点に戻るとメリーさんの機嫌が直ったようだ。
「あたしメリーさん。ここを左に曲がるの…」
ナビゲートを再開してくれた。
結局、何度か曲がり角を選択ミスするも何とか走破。
メリーさんはチープなビープ音のファンファーレと共にチェッカーフラッグを表示、祝ってくれた。
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その後何度か利用していますが、ナビ時には左上に小さな二等辺三角形で方位を示してくれるので迷いながらもリカバーできています。
ただ、バッテリーの持ちを考慮する必要があります。
公式の 8 時間はほぼ正確に持ちますが、それ以上の場合は当たり前ですが電源が切れてナビゲートしてくれません。
ロングライドされる方は Garmin 130 の方が良いかもしれません。
価格評価→★★★★☆(←Garmin 価格として)
評 価→★★★☆☆(方向音痴用ナビゲートとしては弱いこと、ロングライドコース用途には向かないことを減点)
年 式→ 2016
カタログ重量→ 25g(実測重量 25g)