購入価格: ¥1,260 (税込) ※ジャイアントストアで購入
標準価格: ¥1,260 (税込)
『画面の下部をクリックして表示を切り替えると、エクステンションマウントのアームがたわむ』
■ GIANTのサイコンNEOSシリーズの延長マウントキット
現在、私はGIANT NEOS PROというANT+対応のサイクルコンピューターを使っている。2台の自転車でNEOS PROを使うためには、「EXTENTION MOUNT + MOUNT PACK FOR NEOS SERIES」という専用のエクステンションマウントキットとANT+対応センサーが必要になる。
サイコンマウントは専用のゴムシートとストラップで取り付けることもできるが、エクステンションマウントを使った方が、サイコンの画面を確認する際に頭を大きく下げずに済み、視線をずらす時間が短くなって走行中も安全だ。ただ、しばらく使っているうちに気になる点も出てきたので、今回の投稿で書き加えたい。
GIANT EXTENSION MOUNT + MOUNT PACK FOR NEOS SERIES
エクステンションマウントを使うとサイコンが見やすくなる
■ 画面下部をクリックするとアームがたわむ
NEOS PROは画面の下部をクリックして表示を切り替えることができるが、その際にエクステンションマウントのアームが、少し上下にたわんでしまう。私は走行中にサイコンの表示を切り替えることはほとんどないが、停止中でもアームがたわんでクリックしづらい。だから、私は、サイコンの下に指を添えてクリックするか、サイコン右側面のボタンを押している。
おそらく、レースや練習で走行中に画面の下部をクリックすると、画面がブレて表示が見にくくなるはずだ。この点ではアルミ製の「MR.CONTROL コンピュータ&ライトマウント」の方が剛性があってクリックしやすく、画面下部を押すという素早く直感的な操作が可能になる。もちろん、サイコン本体の下に指を添える必要もない。
MR.CONTROL コンピュータ&ライトマウント:
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=4972&forum=85&post_id=17869 このサイコンマウントは根元からたわみやすい (左)
下に手を添えるとクリックしやすくなる (右)
■ 耐久性が高く、スムーズに着脱できる
このエクステンションマウントの良い点は、耐久性が高く、サイコンをスムーズに着脱できることだ。2台の自転車にサイコンを付け替える際に何度も着脱を繰り返してきたが、現在も確実にサイコンをブラケットに固定できる。GIANT AXACT PRO+では、サイコンマウントの爪が固い上、最終的には爪が折れてしまったが、NEOS PROは今後も変わらず使っていけそうだ。
現在もスームズに着脱でき、確実に固定できる (左)
AXACT PRO+は爪の強度に問題があった (右)
■ 2016年モデルではNEOS シリーズを選ぶ意味は薄れてきた
GIANTの2016年モデルでは、NEOS BLACKという後継機が出ており、それに伴ってエクステンションマウントも「EXTENSION MOUNT + MOUNT PACK FOR NEOS BLACK」という商品名になった。形状を見る限りでは、これまでのNEOSシリーズとも互換性がありそうだ。
ただ、現在はNEOS SYNCやCONTINUUM SYNCというANT+とBluetooth4.0に対応した上位機種も販売されており、機能の面でも価格の面でも、NEOSシリーズとそのエクステンションマウントを選ぶ意味は薄れてきた。これらのサイコンのエクステンションマウントには、専用アダプターを介してGARMINを取り付けることもできる。サイコン本体以外を使いまわしたいならNEOSシリーズは避けたほうが無難。また、GIANTは対面販売のみなので、入手性も考慮してサイコンを選んだほうがいいと思う。
価格評価→★★★★★ (GIANTらしい低価格)
評 価→★★★★☆ (アームの剛性不足、細い径での見栄えの悪さ、入手製の悪さ。サイコンの着脱のスムーズさは素晴らしい)
<オプション>
年 式→2012年
カタログ重量→ ー