購入価格 ¥1500 + 税
ロードバイクを一台組み上げる決意をして購入した。
カンパのスクウェアタイプのBB、ノコンのケーブルなど、ちょっと一般的でないパーツを使って組んでいく本なのですが、
ホローテックIIやウルトラトルクはコラムとして押さえられているし、ケーブルの取り回しなどはきちんと書かれています。
よって参考というか、読み物としても悪くないです。こんなものがあるんだなと。
不満なのはヘッドパーツ関連。「組み上げ前の確認」としてベアリングレースを持っている写真が1カット出てくるだけ。
肝心の組み立ての章では、最初からフロントフォークが組まれた状態で出てきます。
スレッドvsインテグラル、ヘッドパーツ圧入の有無、ベアリングの規格などなど、ヘッドパーツ関連はややこしいこと極まりなくて書籍に盛り込む情報としては難しいかも知れない。
こんな↓ページを参考に、書籍化されているとありがたい。
http://www.geocities.jp/jitensha_tanken/headset.htmlhttp://www.hozan.co.jp/cycle/support/repairhelp.htmhttp://wakana.nana.or.jp/~cycle/mente/integ_head_ku.htm(いずれも、組み上げのときにお世話になりました)
ブレーキの調整にはTacxのチューナー
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=4033&forum=82を使用している。私も欲しくなったが、売っているところを見かけない。
話はそれるが、私は厚めのカード(クレジットカードみたいなもの)をシューの後ろに噛ませてトーイン調整をする。しかしこれはこれでややこしい。
インテグラルシートポストやワイヤー内蔵型カーボンハンドルなど押さえられていて、私には関係なかったがいいのではないでしょうか。
もう一歩、ワイヤー内蔵型フレームへのワイヤー組付けも書いてあれば「一通り」おさえた感じになるかも知れませんね。
カーボンパーツ山盛りの組み立て実演なのに、トルクレンチ使わない(工具としても紹介なし)のは良くありませんね…私も使わなかったから、悪口言えないんですけど。
価格評価→★★★★☆
評 価→★★★☆☆
<オプション>
年 式→2008
カタログ重量(?)→ 143ページ