購入価格: ¥363 (税込) ※エーゼット楽天市場店で購入
標準価格: ¥363 (税込)
『効果は他の防水スプレーと同等だが、量が多くて値段が安い。汚れの付着防止にもおすすめ』
■ 家にある防水スプレーがなくなったので購入
家で使っていた防水スプレーがなくなったので、AZの防水スプレーを注文した。自転車用のケミカルと同様、AZにはコストパフォーマンスの高さを期待した。363円と低価格ながら量はたっぷり420ml。成分を見る限り、これはフッ素系の防水スプレーのようだ。
写真: AZ 防水スプレー 420ml
■ 使用は必ず屋外で
使い方に特別なものはない。20cm以上離してスプレーし、約20分間風通しの良いところで自然乾燥させるだけだ。ただし、室内では行わないように注意。私は玄関の中でスプレーして気分が悪くなった。今まで通り玄関の扉を開ければ十分だと思ったが考えが甘すぎた。缶の注意書きの通り、このスプレーは絶対に屋外で使用しなければならない。
写真: このスプレーは必ず屋外で使用すること
■ まあまあの防水性だが、ないよりはずっと良い
この防水スプレーの効果は、今まで家で使っていたものとほぼ同じだ。傘や靴にスプレーすると、小雨程度ならしっかり水を弾く。だが、雨が強かったり、長時間雨の中にいたりすると、徐々に水が染み込んでしまう。これはRaphaのSoft Shell JacketやMusetteの簡易防水性と同じような感じだ。つまり、このスプレーは生地に水が染み込むまでの時間を長くする効果がある。最初から最後まで雨天走行するには全然物足りないかもしれないが、急な雨から衣類やバッグが濡れるのをできるだけ防げるようになる。
写真(左): パラパラ降る小雨くらいなら水をしっかり弾く
写真(右): スニーカーに水をかけてみたところ。水滴を弾いているが、水をかけ続けるとやはり染み込む
■ 際立つのは防汚性の高さ
このスプレーは防水効果よりも防汚効果の方が際立っているように感じる。特にシューズにスプレーすると効果てきめん。購入直後にスプレーしたVANS OLD SCHOOLは、雨天で歩行したにもかかわらず、半年以上経った今でもきれいな状態を保っている。既に使っているSPDシューズのSH-M22やDZR blue lug blackには汚れを落としてからスプレーした。これらはスプレー前よりも明らかに汚れがつきにくくなった。私にとっては、防水性よりもシューズをキレイに保てることの方が嬉しい。
写真: このスプレーを染み込ませたシューズは汚れがつきにくくなる
■ GIRO Reverbのバイザーにも使える裏技
私はこのスプレーをGIRO Reverbというヘルメットのバイザーにも使っている。このバイザーは帽子のつばのような生地でできており、気温の高い日に走行すると、パッドの汗がバイザーまで染み込んでくる。染み込んだ汗は乾燥すると白くなるので、見た目が汚らしくなるのが残念だった。そこでこのバイザーにこのスプレーをたっぷり染み込ませてみたところ、走行後も白くならずきれいな状態を保てるようになった。このスプレーの成分は、パッドの汗がバイザーに伝ってくるのを食い止めてくれているようだ。
写真: GIRO Reverbのバイザー。このスプレーのおかげでバイザーが白くならなくなった
■ 素材の質感を変えない
このスプレーの良いところは、生地に成分を染み込ませても質感が変わらないところだ。艶が出すぎたり、逆に艶が消えたりしたら使うのをやめようと思ったが、この感じなら大丈夫そうだ。もちろん目立たないところでスプレーして確認する必要はある。これは初めて使用するケミカルでは基本的な確認事項だ。
写真: 簡易防水のRapha Musetteにもスプレーて防水効果を高めた。スプレー後も質感は損なわれない
■ 効果は意外に長続きする
傘には時々スプレーしているけど、シューズやヘルメットのバイザーには1回スプレーしてそれっきり。それでも効果は意外に長く続いている。一家で使っているので、量は多くても使い切るのはあっという間。もうそろそろ三本目のスプレーを注文する必要が出てきた。他にも良いものがありそうな気はするが、AZの防水スプレーはコストパフォーマンスに優れているので割とおすすめだ。
図: AZ 防水スプレーの良い点
価格評価→★★★★★ (AZらしいコストパフォーマンスに優れた商品)
評 価→★★★★☆ (シューズの防汚効果を評価。防水性はないよりは良い)
<オプション>
年 式→ ー
容 量→420ml