AZ 自転車用チェーンディグリーザー高浸透タイプ

購入価格 ￥５００（AZオンラインショップ）

　今まで使用していたエイカーのエコロジーマルチディグリーザーや溶剤系のクリーナーとの比較です。エイカーのものは界面活性剤がベースで、もちろん水に流すことができます。汚れ落ちも非常に良く、処理もかんたんとあって愛用してきましたが、５００mlで１６００円という価格が…。自転車のケミカル類はちょっと割高感が否めません。何かいいものがないかと探していたところ、このAZのディグリーザーを発見しました。
　
　高浸透タイプと通常のものがあり、違いがわからなかったので両方購入しました。使ってみた感じでは、両方とも泡で出ますが、通常タイプの方が泡のキメが細かく、高浸透タイプはバスマジックリンくらいの泡です。泡がなくなるまでずーっと観察した訳ではありませんが、高浸透タイプの方が早く泡がつぶれる感じです。その分、チェーンのコマの中まで早く浸透するのでしょうか。
　肝心の洗浄能力ですが、メーカーのホームページには違いについて特に記載はありません。ただ通常タイプは「かなり強力」との記載があります。しかし、結論から言えば高浸透タイプでも十分な洗浄能力があります。私の使用方法は、コネクションリンクでチェーンを外し、パレットの中でチェーンにまんべんなくこのディグリーザーを吹き付け放置。その後泡がなくなり液体になったところで何回かシェイクといった感じですが、これでかなりきれいになります。最後に水洗いしながらかんたんにブラッシング、これで完了です。試しに同じ行程をもう一度やりましたが、このときはほとんどディグリーザーは汚れませんでした。つまり一回で十分に洗浄できていると思います。
　
　きっと購入時に洗浄能力の違いを知りたい人も多いと思いますので、メーカー様はホームページ上に成分の違いなどを表記していただけるとより良いかと思います。

　価格は５００mlで５００円と他の多くのディグリーザーと比べて３分の１程度、それでいて洗浄能力が同じとなれば、こちらを買うでしょう。残念なことは、まだまだ認知度が低く、取扱店も少ないことでしょうか。メーカーには取扱店の拡大とさらなるアピールをお願いしたいところです。

価格評価→★★★★★(今まで使っていたものの３分の１ですから）
評　　価→★★★★★(洗浄能力はほとんど変わりません）

購入価格: ￥500 (税込)
標準価格: ￥500 (税込)

『高い洗浄力でチェーンがピカピカ! 量も多くて安い!』

以前からなんとなく気になっていたものだったが、なかなか使うきっかけがなかった。
CBNに先に投稿された方のレビューが大変素晴らしく、私も使ってみたいと思って早速注文した。

AZのホームページには「1000円以上送料無料、毎週木曜日は500円から送料無料」とある。
せっかくなので、木曜日にAZ楽天市場店で購入した。
ホームページからも購入できるが、楽天市場、Yahoo!ショッピングならカード決済も使える。

商品は翌日に佐川急便で送られてきた。大きな段ボールで丁寧に梱包してあった。
注文したディグリーザーの他に、"AZ洗いませんか50g"というハンドクリーナーが入っていた。
これは楽天市場店で買ってレビューを書くともらえるプレゼントだ。

(大きな箱で送られてきた)


(注文したディグリーザーとプレゼントの洗いま専科50g)

さて、このディグリーザーを実際に使ってみると、とても素晴らしいケミカルだった。

使用方法には「チェーンを回転させながら、スプレーしてください」と書いてあるが、
私はミッシングリンクを外してステンレストレイに入れ、スプレーし数分放置した。
トレイに溜まったディグリーザーにブラシをつけて磨くと無駄がないと思ったからだ。
ブラシでゴシゴシ磨くと、ディグリーザーが汚れで灰色の液体になっていく。
最後は水で流せば、チェーンはピカピカになる。

最初は大きめのブラシで磨いたのだが、内プレートの汚れが取りきれなかった。
だから、歯ブラシで内プレートや外プレートとの隙間、ローラーなどを細かく洗いなおしたところ、
今までで一番チェーンをきれいに洗うことが出来た。
徹底的にきれいにするなら、歯ブラシのように小さいブラシを使うほうがいいようだ。

このディグリーザーは、さわやかな柑橘系(?)の香りで鼻にツンとつく感じも全くしない。
有機溶剤や石油のような臭いがなく、しかも水で流せるので使い勝手はとても良かった。

噴射量を切り替えるツマミがあるが、ここから液が漏れることがあるので素手で触らないよう注意。
触るとヌルヌルするのでアルカリ性だと思う。ビニールの手袋は必ず装着したほうが良い。

尚、メーカーに問い合わせたところ、カラーやメッキのチェーンにはおすすめしないとのこと。
メッキの種類によっては、光沢のくすみや剥離の可能性あるそうだ。

このディグリーザーの洗浄力だけではなく、メーカーの対応、梱包、発送方法にも大変満足している。
気に入ったので次回もこれを使おうと思う。
　
価格評価→★★★★★ (コストパフォーマンスが非常に高い)
評　　価→★★★★★ (チェーンがピカピカになる。使い勝手が良い)



(スプレーして数分放置する)


(使用前)


(使用後。写真ではあまりキレイに見えないのが残念)

追記)

『カセットスプロケットも少量で簡単にきれいになる』

このチェーンディグリーザーでチェーンがとてもきれいになったので、
クロスバイクのカセットスプロケットでもこのディグリーザーを試したくなってきた。

スプロケットをホイールにつけたままディグリーザーを使うと、タイヤにかかってしまいそうなので、
スプロケットを工具で外してクリーニングすることにした。

まず、スプロケットをステンレストレイに入れ、ディグリーザーをスプレーして放置する。
ディグリーザーをかける量は、全体が濡れる程度。


(スプレーする様は多くない。全体にかかる程度)

次にゴム手袋をはめ、大きなブラシで磨いておおまかに汚れを取った後、歯ブラシで隅々まで洗った。
ステンレストレイを傾けて、溜まったディグリーザーにブラシを付けて磨くと無駄がないと思う。
最後に水で洗い流してクリーニングは終了。


(トレイを傾けてディグリーザーをぶらしにつけてこすり洗い。手につくとぬるぬるするので手袋必須)


(歯ブラシで隅々まで洗った。奥は届きにくいので細いブラシのほうがいいかも)

スプロケを外したということもあり、今回が一番きれいにクリーニングすることができた。
こんなにスプロケがピカピカになるのは初めてだ。

スプロケを外せば、中性洗剤やパーツクリーナーでもかなり綺麗にすることは出来ると思う。
このディグリーザーは、中性洗剤やパーツクリーナーよりも短時間で簡単にきれいになるのでとても楽。
スプロケットを外さないで行うには、垂れてタイヤにかからないような工夫が必要だと思う。

スプロケってこんなにきれいだったっけ?ってくらいにきれいになってとても嬉しい。
チェーンに使った時にとても良いと思ったが、スプロケットの洗浄にもおすすめ。


価格評価→★★★★★ (コスパの高いケミカル)
評　　価→★★★★★ (スプロケがピカピカ。★をもう一個あげたいくらい)


(ディグリーザーで洗浄する前)


(ディグリーザーで洗浄する前)


(ディグリーザーで洗浄した後。とてもきれいになった)


(ディグリーザーで洗浄した後。ギアが輝いてる)

購入価格 ￥500

私は割と最近まで灯油派でした。
ディグリーザーが便利なのは知っていましたが、価格は高かったし灯油の洗浄力が高い事もあって頑なに灯油を使用し続けていました。しかし、このディグリーザーのあまりの安さと人気っぷりに気が付いたらポチっていました。



【購入経路と価格】
AZのオンラインショップにて購入。注文してから3日目には到着。安くて早い。

【汚れ落ち】
随分長い間『灯油が最強』だと思っていましたが、使ってみると灯油と遜色ない性能。灯油もディグリーザーもしばらく漬け置きしてからブラシで磨くという方法に変わりは無いのですが、結果は同じ。しかも漬け置き時間はディグリーザーの方が短くても同じぐらい良く落ちる。高浸透タイプという事でチェーンにも使ってますが、1回の洗浄で完全に汚れが落ちます。チェーンの駒の奥までしっかり浸透して汚れを掻き出せます。灯油は一度に大量に使うと後の処理が大変ですがディグリーザーは水で洗い流せるので作業性はディグリーザーの圧勝です。

【弱点】
アルマイトには使用厳禁です。注意書きに「アルマイト加工された箇所やアルミ部分、ホイール、塗装面にはご使用をお避け下さい。」とあったので、試しにエイカーのディレイラープーリーを生贄にしてみたところ、綺麗に色が落ちました。素晴らしい洗浄力（攻撃性能）です。　という訳でこういったところへは使えません。チェーン洗浄機をお使いの方はチェーンリング等がエラい事になるので使わない方がいいと思います。



～総評～
安くて短時間でパーツが洗浄できるスグレモノ。
ランニングコストが非常に安いのでチェーンやカセットスプロケットををこまめに洗いたい方にお勧めです。
ただし、アルマイト加工された部品への使用は厳禁。驚くほど簡単に色が落ちます。


価格評価→★★★★★(灯油よりは高いけど十分安い！！)
評　　　価→★★★★★(使い方を間違わなければ素晴らしいケミカル)

追記)

『ゴールドのチェーンに使ってみた』

KMC Z710SLのゴールドチェーンをこのディグリーザーで洗浄したが、メッキの剥がれ、色のくすみ、色落ちなどは全くなくとてもきれいになった。2回チェーンを洗浄しているが、今のところ問題は起こっていない。

KMC Z710SLのゴールドチェーンは、酸化チタンコーティングされている。パーツクリーナーで色落ちがなかったので平気だろうと、あまり考えずにやってしまったのだが、もし失敗していたら…恐ろしい。

アルマイトは色落ちするとのことだが、コーディングの種類によっては大丈夫かもしれない。カラーコーティングされたチェーンに使う場合には、チェーンを切って余ったコマがあったら、それを使って試した方がいいと思う。

あくまで、自己責任ということで…


価格評価→★★★★★ (コスパが高い。一回に使う量が少なく、なかなか無くならない)
評　　価→★★★★★ (やっぱり使いやすい)



(二回目の洗浄後の写真)


(ごく短時間でここまできれいになった)

購入価格 ￥試供品につき0　直販サイトでは398円

うーん、最終的に汚れは落ちるんだけど…

普段愛用しているPEDRO'S オレンジピールズ
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=7863&forum=83
に比べると油脂を乳化する能力がだいぶ弱いです。

私のチェーン洗浄方法は、
1.　チェーンを外して密閉容器に入れる。
2.　デイグリーザーはチェーンが半分浸るぐらい入れる。
3.　よくシェイクしてしばらく放置
3.　密閉容器に水を足してディグリーザーを３倍ぐらいに希釈する。
4.　さらによくシェイクしてしばらく放置
5.　中の液体を捨てて、台所用洗剤とブラシでチェーンをごしごし洗う。
なんですが、 オレンジピールズは3.の段階で殆どチェーンの汚れが乳化されているんだけど、このディグリーザーでは、チェーンの表面が油でべたっとしたままです。台所用洗剤で洗うと、洗剤の泡がどんどん黒くなっていきます。チェーンを触ったゴム手袋も黒く汚れが付きます。
でも、サンプル品の量が少なかったのも原因かもしれません。値段が安いのでたっぷり使ってみればまた評価が変わるかもしれません。

価格評価→★★★★★(オレンジピールズの１／３だもん）
評　　　価→★★★☆☆(購入して再評価したい）

購入価格 忘れました（たぶん標準価格）

こちらでの評判を読んで購入。ボトルに書いてある使用方法に従ってチェーンに噴霧したあとブラシで擦り、水洗いしてみたが期待したほどヨゴレが落ちなかった。

それ以降使うことなく自転車工具置き場に放置。時々気になって手に取ることはあったが、ラベルを眺めるだけ。このまま使わずに劣化して廃棄の道を辿るだろうな、などと思っていたが、ある日転機が訪れた。

ある朝、なにげに洗面所の床に目をやると「死海バスソルト」の空きボトルがあるのに気づいた。これチェーンの洗浄に使えるかもしれない･･･。タイミングよくブルベ用のチェーンを洗浄しようと思っていたところだった。

早速、ボトルにチェーンを入れて、愛用のディグリーザーを･･･と思ったが、ここで「ダメ元でAZを使ってみてはどうかな？」と閃いてしまった。期待薄ながら、少量では前と同じ結果になるかもしれないと、チェーンを入れたボトルへAZディグリーザを多めに注いでみた。

蓋をきっちり締めて、カシャカシャと軽くシェイクして10分ほど放置。その後力をこめてジャカジャカっと100回ほど（たぶん）振ってみた。ボトル内の液体が真っ黒に。蓋を開け水を注ぎ、泡が出なくなるまで水を入れ替えてシャカシャカと濯ぎ、チェーンを取り出した。

あれれ？キレイになってるじゃんｗ　これ使えるよ！

要点をまとめます。
１．使用量はケチらず多めに
２．ボトル洗浄方式とし、力を込めて全方向シェイクする
３．水洗いはほとんど泡が出なくなるまで、シャカシャカとボトル濯ぎ

私の愛用しているチェーンオイルは、粘度の低いウエット系ですので、粘度の高いオイルの場合は、洗浄効果が薄いかもしれません。

価格評価→★★★★★(洗浄力の割に安価）
評　　　価→★★★★☆(使える）

こんなボトルで洗浄

購入価格 ￥500

購入して再テスト。
うーん、洗浄力はやはり今イチと言わざるを得ない。
ペドロスのオレンジピールズを100とすると、このディグリーザーはだいたい60ぐらいの洗浄力しかない。ペドロスの場合は汚れがディグリーザーの中に完全に溶け込んで周りを再汚染することがないのだけど、こちらは手袋や洗浄ボトルが黒く汚れる。台所用洗剤を使って仕上げ洗浄が必要になる。
AZさんには、奮起して高価格のディグリーザー並の洗浄力を持つ製品を開発してほしい。

価格評価→★★★★★
評　　　価→★★★☆☆

購入価格 ￥忘れた

黄緑のやつです。一時期ディスコンになったと思ったらまた売られてます。

洗浄力は強力です。ものすごく強いです。すごいです。やばいです。
チェーンリングのアルマイトが一発でグレーに変色しました。
野良アルマイト製品ではありません。ROTORの強靭な黒アルマイトです。
さらに、手についたところがただれました。

冬場はさほど強く感じなかったんですが、夏場になると凶悪になるようです。
副作用が大きすぎるのでお気をつけください。

アルマイトや塗装のあるところには使うなと書いてあります。
スポーツバイクはアルミと塗装の塊です。もう軽快車くらいにしか使えませんね。。
だから今では自転車用ではなくオートバイ用に使っています。オートバイなら鉄と
アルミ無垢、白アルマイトが多いので全く問題なし。快適に洗浄できています。

色んなレビューでも強い、危ないと書かれていますが、本当に危険物です。
「コンシューマー向けに売っていいのか？もっと注意書きを大きくしないと危険なのでは？」
とエーゼットに2回意見しましたが、エーゼットからの返事はありませんし注意書きの改善も
なされません。
オートバイ整備にはまっていた頃からエーゼット製品の品質等への疑念がありましたが、
このディグリーザーで決定的になりましたとさ。

価格評価→★★★☆☆　安いことは安い
評　　　価→★★☆☆☆　オートバイには重宝しているので★二つ