購入価格 ¥600くらい
このシーラントは、以下でレビューされている同社のシーラントとは別の製品です。
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=4240&forum=82&post_id=7148上記のTUFO TIRE SEALANT EXTREMEが屋外でまったく使えなかったために、帰宅後、自宅にあったこのシーラントでパンク修理ができるかどうか試してみました。私はチューブラータイヤ初心者で、いつかパンクした際にどちらのシーラントが使えるかどうかを知るために二つの異なる種類のものを購入しておいたのでした。パンクしたタイヤ、VeloflexのServizio Corseはまだ走行2000km程度なので捨てるのはとてももったいない。しかもフロントなのでなおさらです。
この白いチューブのシーラント、上記製品とは違い、液体がスムーズに動いているのが外からもよくわかります。キャップを取ると、イカ臭いというかなんというか、男性諸氏なら馴染み深い臭いがします。すでに少し嫌な予感がしていますが、挿入開始。タイヤのバルブコアを外し、バルブに先端を・・・入りません。チューブの開口部が狭い。無理に入れようとしても液体が零れてきます。困った。ベロフレのバルブが太いのだろうか? そこで・・・試行錯誤した挙句、Mavic CXP30に付属していたバルブエクステンダーが最高のツールになることが判明。これでチューブとバルブを接合します。・・・面倒すぎる。
勿論、パック入り飲料を買うとコンビニでくれるストローあたりでもちょうどよくフィットするでしょう。こうしてなんとか白い液体を注入することができました。TUFO TIRE SEALANT EXTREMEとは違い、サラサラした液体です。イカのにおいがして乳白色で、挙句の果てにドロドロしていたら本当に迷惑な製品であったことでしょう。
さて、バルブをタイヤの天側にもってきて、空気を100 psi入れ、ホイールを回します。すると勢いよくシーラントがパンク穴から噴出してきます。バシュウ、バシュウ、バシュウ、と不吉な音を立て、白い液体の飛沫が部屋中に撒き散らされます。ちょっと待ってくれ! 部屋でやるんじゃなかった・・・しかしこの白い液体、本棚にこびりついたものをこすると消しゴムカスみたいになってポロポロと落ちてきます。意外に掃除は簡単かも。
パンクしたらしい箇所からはシーラントの白い液体が少しだけ外にコンニチワしています。空気の漏れも止まりました。一度、興味本位でパンク穴の外に露出したシーラントをこすり落としたら空気がまた漏れたので、再度タイヤを回転。しばらく時間が経過しないときちんと穴がふさがらないようです。
どうやらこの白いチューブの「TUFO タイヤシーラント」は、一応製品としては使えるようです。TUFOのタイヤならバルブがすっぽりチューブに入るのでしょうか?
なお、本体の裏には"Preventative use of Tufo sealant...Repair of punctured tires"とあるので、パンク予防・パンク修理いずれにも使えそうです。
価格評価→★★★☆☆
評 価→★★☆☆☆ 液体の入れにくさでマイナス1 もう少し良い製品を試したいところ。また、携行には少し大きいかも