購入価格 確か3本で¥500円もしてないと思う。
日本唯一のパンク修理材メーカー、マルニ工業株式会社製のタイヤレバー。
大学時代、同じ学部の同期の自転車部員だった某氏にお勧めされて導入して以来12年ぐらいのお付き合い。当時私にこのタイヤレバーを勧めた彼は、MICHELINも結構良いがこのレバーこそが最安最強最良と言っていたが、正にその通りだった。当時買った個体を今も運用しており、普段はダウンチューブ下のツール缶に入れている。
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【プラスチックタイヤレバー】
タイヤの脱着に使用するプラスチック製のタイヤレバーです。
軽くて丈夫で使いやすく設計されており、
ほどよいしなりでタイヤの脱着がスムーズにおこなえます。
ジュラコン製
赤=Y-505 青=Y-506 黄=Y-507
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HPより。
その紹介文の通り薄過ぎず厚過ぎず、適度な柔らかさ。
柔らかいのでカーボンリムが相手でもリムに傷がつかない。
角の少ないR部が大きく取られた形状はタイヤのビードを何とかギリギリ引っ掛けられるといった様相で少しコツが要るがタイヤを傷めにくい。
リムに沿ってタイヤレバーを滑らせ剥がす際の滑りが良く手返しが良い。
作業中に見失ってもカラフルなので見つけやすい。
長年使っているので完全に手に馴染んでいるというのもあるが、これ以上の自転車用タイヤレバーはこの世に存在しないと個人的には思っている。
耐久性については、実は単に12年間普通に使っている訳ではない。
大学時代にその某氏と一緒に参加していた某ボランティア的な活動の一環で、3年間で350台程のママチャリ&MTB&実用車を修理するのに使ったタイヤレバーこそが私の手持ちの3本なのだ。扱ったタイヤの本数は延べ1000本を軽く超える。
3本のタイヤレバーは酷使を耐え抜き、大学卒業後は一般自転車ユーザーと同じような使用内容で普通に使えている。
結構丈夫どころか凄まじく丈夫。
普段、マルニのタイヤレバーがツール缶に入っていないと安心して走りに行けない。このタイヤレバーに助けられた回数は…多すぎて覚えてない。つい先日も世話になった。なのに、良いツールである程アッサリ作業が終わるので、あまり記憶に残らないんですよねー。(そしてレビュー書くのも忘れるw)
最後になりましたが、入手性が良いのもこのタイヤレバーの美点かと。
わざわざ自転車専門店に行かなくても、そこら辺のホムセンに行けば大抵置いてあります。
価格評価→★★★★★(文句の付けようがありませぬ。)
評 価→★★★★★(某氏の言った事は真実だった。)