購入価格 ¥2,239
【まとめ】
現時点で最も低価格でコンパクトと思われるセンターゲージ。それゆえ精度と使い勝手はイマイチ。
【購入動機】
ホイール組に初挑戦する際にセンターゲージが必要となり、「とりあえず」という気持ちで選びました。
【所見】
価格相応の造りです。
リムに当てる樹脂部分はヒケが目立ちますし、アーム部分はアルミ角材を切断した物です。
ただプロレベルの精度を求めなければあまり影響しないようです。
最大の特徴である折り畳み機構はシンプルですが、かなりコンパクトになります。
(上は2本目を組む際に購入したVAR RP-14300ですが、展開すれば同じぐらいの大きさになります)
注意点は畳んだ時に本締めしないこと。シャフトに突き当てるプレートを固定するダイヤルが折り畳みの固定を兼ねており、折り畳み時は溝の上を跨ぐ位置になる為、本締めすると曲がってしまいます。
また、展開した状態ではダボで位置決めされる為、突き当ての調整では上手く緩めればズレたりしません。
(微小なガタは出ますが締めれば戻ります)
【インプレ】
シャフトに突き当てる調整がし難いのがストレスになります。
前述の通り本体の固定ダイヤルを兼ねているので「本体が緩まずプレートが動く」微妙な緩め加減が必要です。
また、突き当てる部分もプレス加工したものなので僅かな丸みがあり追い込んだチェックが出来ません。
ただ、重量が290gと軽いので作業はし易いです(VARは803gもあるので・・・)
あと、先端を組み替えることで最小18インチまで対応できるとの事です。
【総評】
冶具として使えるので及第点と言えますが、使い勝手と精度はギリギリです。
1本組んでその後はメンテのみならばこれでも良いのでしょうが、2本目以降は良い物を使いたくなります。
私の場合、所有する最小ホイールがHE16インチなので、14インチまで対応しているVAR製を買い足しました。
強いて言えば、工具を置く場所にも困るような環境ならば真価を発揮できると思います。
(そんな人が自分でホイールメンテをするのか怪しいですが・・・)
価格評価 ★★★☆☆(価格なり)
評 価 ★★☆☆☆(折り畳みに価値を見出せる人向け)
<オプション>
年 式→
カタログ重量→ 310g(実測重量 290g)