購入価格 ¥1737(ボトル) + ¥1532(チューブキット)
リカンベントは乗車状態でボトルから水分を採るのが難しい。
だからといって、”渇いてからでは遅い”ので購入。
一言で言えば、柔らか水バッグとホース、である。
◆ボトルについて
洗剤の詰め替え用バッグと同じで、中身が空なら小さく畳めるしそれ自体が極めて軽い。
また、そのまま丸ごと冷凍することができる。
私はあまり温度にはこだわりが無いため熱湯で無ければかまわないが、キンキンなやつがお好みの方なら気に入るスペックかもしれない。
また、見ての通りボトルに保冷機能は全く無いが市販の保冷バッグを活用しやすいとも言える。
◆チューブキットについて
本製品のバルブ(噛むと水が飲めるようになっている)はとても良くできている。
実は数年前にスマーチューブというペットボトルに取り付けるタイプのチューブを
買ってみたことがあるのだが、「臭い・出ない・かさばる」の3重苦ですぐに使うのをやめてしまった。
しかしPlatypusのバルブは非常に良く出る。前述の製品が”チュー”ならばこれは”ジュバー”である。
臭いもだいぶマシで個人的には気にならないレベルである。そもそも味を楽しむようなものではない気もする。
さらに密閉度が高く数時間放置しても逆流せず、エアーが入らない。
走行中の振動のさなかでも同様なので軽く噛めばすぐに水が飲める状態が続く。
◆リカンベントとの相性は抜群
冒頭に書いたとおり、リカンベントは乗車状態でボトルを扱うのが困難だ。
さらに背中はシートに密着しているためバッグを背負うこともできない。
その代わり、(非レース用)リカンベントの多くはシートやフレームにバッグをアタッチする事が多い。
Radical DesignのRack Bag Mと組み合わせてみた。
このバッグの左右にあるボトルホルダーにボトルを逆さにいれ、ホースを通した。
こうすると自分の肩越しにチューブを出すことができ、バルブは胸のあたりで落ち着くため
乗車中でも安全快適かつ確実に水を飲むことができるようになった。
価格評価→★★★★☆
評 価→★★★★★ 極楽
<オプション>
年 式→2012