SPECIALIZED PURIST WATERGATE BOTTLE

購入価格 ￥1200位

最高です。

私は基本的に水道水か、そこに少し食塩を入れる程度なので、保冷ボトルは必要ない。どうせ保冷出来るのは1～2時間だし。

そうすると、
・水に臭いが付かない
・漏れない
・キャップの開閉が楽・確実
・残量が分かりやすい（クリアがある）
・大容量26OZモデルがある。
・ケージに刺しやすい底形状
・滑りにくく持ちやすい窪みがある
・潰し易い柔らかさ
・口形状が二種類から選択可能
・内面加工で手入れが楽

という、素晴らしいボトルである。
臭いが付きにくいので、普段は水の人が一時的にお茶やスポーツドリンクを入れても、問題なく水に戻ることが出来る。

問題点があるとすれば、

・保冷が無いこと（個人的には不要だが）
・スペシャのロゴ（他社フレームの人は嫌がる？）

くらいではないだろうか。

価格評価→★★★★★　保冷よりは安い
評　　　価→★★★★★　現時点で最強
＜オプション＞
年　　　式→2012
実測重量　89g(26OZ)

購入価格 ￥1,365 (26 oz.)

『CAMELBAK Podiumボトルと真っ向勝負の素晴らしいボトル。どちらにも一長一短があるのが惜しい！　あと、スペシャのロゴマークさえ無ければ、どんなフレームにも合わせやすいのになあ。』

　このボトル、CAMELBAKのPodiumボトルと特徴が殆ど同じである。特許とか大丈夫なの？　訴えられないの？　と老婆心が沸き上がる。
　まず飲み口だけど、Podiumと同じく十字の切れ込みの入ったシリコンゴム製のバルブが付いていて、ボトルを押すと中身がビューッと出てくる。その出方が全く同じである。さてはライセンス料でも払っているのかと思ったが、バルブの名称が違う。PodiumはJET VALVE ™ だけど、こちらはHeart Valve ™ 。やっぱり違う物なんだろうか。

　そのほかによく似ている特徴は、
１）飲み物にボトルの臭いが移りにくい
２）BPA freeで体に安全
３）ボトルが柔らかくて押しやすい
４）中身が飛び散らない
こと。謳い文句がまんま同じである。

　違う点。
１）飲み口のロックの構造。飲み口を引き上げるとリリース。押し込むとロック。ちなみに一番右はPodiumボトル。飲み口の下のツメを回してロック・リリース。



２）飲み口が分解可能！　これは飲み口が分解できないために、衛生面で一抹の不安が残るPodiumに対して大きなアドバンテージである。



　さて、飲み口の形状が評価の別れるところだと思う。飲みやすさでいえば、シリコンのカバーが付いているPodiumの方が明らかに良い。おちょぼ口でも飲めるからね。ただし、ボトルを口にくわえて保持することができない。歯で咥えようとしても滑って落とすのが関の山だ。
　それに対してこちらのボトルは歯や唇で保持しやすい形状である。走りながら２本のボトルを前後入れ替えることも簡単にできる。レースで使うなら断然こちらだろう。でも、飲み口が大きいので、口も大きく開けなきゃならない。本当に一長一短である。

　Podiumとどちらにするか迷うところだが、単体でみればとても良くできたボトルだ。ドリンクが飲みやすいというのは、とくにロングライドで体が疲労してきたときにはありがたいものだ。POLARボトルなんて二度と使いたくなくなるほどいい。

　メーカーサイトにはロゴマークの入っていないバージョンもあるのだけど、店頭にはロゴ入りしかなかった。あと、夏までに保冷バージョンを出してくれれば言うことない。

価格評価→★★★☆☆
評　　　価→★★★★☆
＜オプション＞

カタログ重量→　g(実測重量　93g)

購入価格 ￥1,260 (22oz.)

上述の26oz.ボトルの使い心地が素晴らしいので、小さいサイズ、22oz.ボトル（写真左）を買い増ししました。

ケージから取り出す→ボトルの腹を押して、中のドリンクを飲む→ケージに収める。

この一連の動作は小サイズのほうが断然素早くこなせます。レースやヒルクライムでは、この違いがタイム差となって現れるとおもいます。

22oz. レース向け（扱いやすさ、重量軽減のため）
26oz. ロングライド、トレーニング、輪行向け

液漏れしないので、糖分の多いドリンクを入れてもフレームがべとべとにならないのがいいです。

価格評価→★★★☆☆
評　　　価→★★★★☆
＜オプション＞
カタログ重量→　g(実測重量　82g)

購入価格 1本$9〜13 (送料はペアで概ね$15〜20)



Specializedは昔から使い勝手の良いウォーターボトルを作り続けているメーカーだと思いますが、これはその中でも突出して高い基本性能を持った名作だと思います。

おろしたての状態ですでにボトル自体の樹脂臭さが全くといっていい程せず、内容物の匂いも残りません。当然有害化学物質(BPA)フリーでバクテリアやカビも繁殖しにくい抗菌加工。中を覗くと、ガラスコーティングでもかけたようなツルツルの特殊加工が↓。



↓軽く噛めば開けられる大口径ノズル。



吐出量はかなり大きく、これとまともに勝負できるのはCamelbak Podium位じゃないでしょうか。というか、多分SpecializedにとってPodiumはベンチマークだったんでしょう。

胴はかなりクニャクニャなので、ノズルを吸わずに握って絞ればちゃんと飲めますし、量の調整もしやすい。胴部分は変にテーパーしていないので、どのメーカーのケージとも相性良好。天下のSpecialized製なので大量生産スケールの恩恵を受けPodiumより値段は手頃、と欠点が見あたりません。

以上、基本性能が高いのに加えてSpecialized自身が受注生産で持ち込みデザインのボトル製作を請け負っていることもあり、あっという間にオリジナルボトルのデファクトスタンダードとしての地位を確立させてしまいました。写真はTwinSixのボトルですが、今やSpecializedのロゴが(底面以外には)入っていないものもわりと簡単に見つけられるので、乗っているバイクのブランドが違うからと気兼ねすることもありません。

日本国内では本家Specializedロゴが入ったものの他はTwinSixとかThe Athleticsのようなアパレルメーカーのもの位しか出回っていないのでいまいち存在感がないようですが、海外ではこのボトルを使ったショップやグラフィックデザイナーオリジナルのものが増えています。シンプルでクリーンなデザインを追求したものやユーモアの効いたデザインのものなど探しまわるのも楽しいですが、こういったものはデザイン性だけでなくタイムレスで使える(チームレプリカにありがちな型落ち感がない)というメリットもあります。まあスクリーンプリントのものは2〜3シーズン使うと剥がれてのっぺらぼうになってしまうので、どのみち新しいのが欲しくはなるのですが･･･海外からの送料が加わると単価が若干跳ね上がるのが悩ましいですが、それでも1本￥2,000程度に収まることが多いので、人が持っていないようなものを探し出して手に入れるのがマイブームになっています。

保冷機能がないのはまあ残念といえば残念ですが、炎天下で熱されても中身がゴム臭くならないので私はさほど気にしていません。保冷機能の付いたPuristボトルは今年から販売開始するようですので、待っていればSpecializedロゴなしのものも増えるかも知れません。


価格評価→★★★☆☆ (国内だと￥1,000前後。輸入すると単価上がりますから)
評　　　価→★★★★★ (性能は抜群だし、所有する満足感も味わえます)

年　　　式→ 2013〜2014
実測重量 78g (22OZ)

購入価格 ￥0

漏れない設計と十分な流量が特長のPurist Watergateは飲み物をシンプルに摂れるボトル。口にあてて握るだけで、クリーンでピュアなリフレッシュメントを提供。
ボトル内側のPurist 加工により、臭いや染みやカビを防いで中の水を清潔に保ち、ボトルの汚れを防止。
キャップを回す必要のない、シンプルなハンズフリー式の開閉バルブ
100％漏れないキャップがしっかりロック。持ち運びや粉末ドリンクの調製にも最適。
セルフシーリング式のHeart Valve™ が高い流量を提供。キャップが開いている時でも中身が漏れない設計。
外側にラバーをかぶせた、つかみやすいキャップを採用
握りやすいLDPE（低密度ポリエチレン）製。
中身が見やすい透明な帯状窓を採用
ビスフェノールA不使用のプラスチック製。FDA（米国食品医薬品安全局）の定める食品グレードの素材を100％使用。プリントにはCPSC（米国消費者製品安全委員会）認可の非溶剤系インク（UV硬化）を採用。

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吐出量が多く飲み口のパーツが軽くひねっただけで取り外せるのが特徴。
飲み口のパーツの系が少し太目で、形状的にちょっと引き出し辛い。
サイズが小さいボトルはこれしか持ってないので小さいボトルを持ち出す時はこれを使ってるが、
Camelbakを使い始めたらこれやPOLARはあまり使いたくなくなった。

今となってはSPECIALIZEDではCamelbakのジェットバルブと同じ方式の握るだけで弁が開き給水できるWATERGATE　BOTTLEがあるので、わざわざこれを買う理由が見当たらない気が。

表面処理状確かに清潔感はある。POLARみたいに漏れないし、
非ジェットバルブ同士の比較ではそのへんのおまけで付いてくるような乳白色のや
プラスチッキーでカラフルなボトルなんかと比べれば上位に来るかもしれないが・・・保冷性能も無いですし。


価格評価→★★★★☆
評　　　価→★★★☆☆

購入価格 ￥1800ぐらい？

前回のレビュー、MoFloボトル(普通の飲み口のバルブで流量が大きいという特徴のもの)を書いてしまっていました。すみません。

こちらの、Watergate Bottleについてはほぼ全面的に
CAMELBAKポディウムボトルを上回る性能です。

・飲み口が容易に分解でき清潔、部品点数が少ない
・コーティングにより流水のみでボトル内壁の汚れが落ちる
　※コーティングが剥がれるのでゴシゴシ洗いは厳禁

Watergateバルブについては、逆止弁が付いて漏れなくなっているのは
CAMELBAKポディウムボトルのジェットバルブと同じです。

ロック機構も通常のボトルのように押し込めばロックが掛かるので、
これといった欠点はありません。
アルミシートが中に挟まってる断熱Insulatedボトル系は握るのが硬くなるのはどれも同じだと思います。
入手性が悪いのが難点ですが、SPECIALIZED取扱店であれば
だいたい置いてあると思いますので、遠征してでも買う価値はあると思います。
でも、人気商品な為か、好みの色のものが買える可能性はかなり低いかもしれません。
通販でも買うことはできますが、基本対面販売系なので売っているところは公式オンラインストアぐらいでしょうか。限定デザインボトル有り


・・・ということで、あれだけべた褒めしたCAMELBAKポディウムボトルが２軍落ちしてしまいました。

キャップ部分はMFLOのボトルと付け替え出来るので、飲む量が少ない冬期も
短い方のボトルにWatergateのほうのキャップを付け替えて使っていました。
これはもう手放せないし次もまたこれを買うと思います。
もしオリジナルボトルを作るとしたらこれを発注すると思います。
性能面で申し分ないので、もらっても嬉しいと思います。

SPECIALIZED/オリジナルデザインボトル
http://www.specialized-onlinestore.jp/shop/pages/design_bottle.aspx
＞注文数：50本～/モデル・サイズ・カラー単位（50本以上は50本単位で承ります）
＞納期：ご入金確認後、約30日
＞価格：本体価格（税抜）※1　＋ 諸費用35,000円（税抜）※2
＞※1 ご注文本数により異なります。50本（定価）、100本（10％引き）


価格評価→★★★★★
評　　　価→★★★★★
＜オプション＞
年　　　式→2016

追加レビュー

2013年の1１月に買ったこのボトルですが、２年ちょっとで飲み口のバルブ付きゴムがかちかちに硬化してしまいました。硬化してしまうと、歯でバルブのついた飲み口を挟んで引き上げるのも大変ですし、うっかり飲み口を外してしまうことも何度もありました。外れたバルブははめ直すのも結構大変です。
というわけでボトルは３年持ちません。バルブかキャップが交換用で販売されているといいのですがそれもありません。機能・価格・寿命のバランスが妥当と思うかどうかは人によると思いますが、私はもう少し長持ちして欲しいと思います。
CAMELBAKのボトルは2012年に購入したものがいまだに現役で、機能の低下も一切ありません。しかも交換用のキャップも販売されています。

価格評価→★★☆☆☆（耐用年数を考えると割高）
評　　　価→★★★☆☆（１つダウン）
＜オプション＞
年　　　式→2013