購入価格 ¥2625
これまで使っていたtacxのツールボトルが大分ボロっちくなったので本製品に買い替えました.tacxツールボトルのレビューはこちらです.
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=6885&forum=80ナイロンのしっかりとした生地をチャックで開閉させて使うタイプの製品です。時々一緒にライドをする知人が、同形式のトレックの廃盤品を使っており、僕も気になっていました。この度同種の製品(形状などはまったく違いますが)が、AVEDIOからも発売されたことを知り、入手しました。
【外 観】
特筆すべきところはありません、黒のナイロン地に赤くAVEDIOと書いたタグがついてます.メーカーやブランドのロゴがでかでかと入っているよりは、何にでもあわせやすいのではないかなと思ったのも購入動機の一つでした。
【容 量】
ボトル式は蓋をあけて、上からものを入れて行くことになるので、内容積を十分活用できない気がします。あれこれ持って行きたくなるとき、整理も面倒だし、必要な内容物の取り出しも面倒でした。
本製品はチャック(ジッパー)をあければ半割になり、ポケットに内容物を分類することができ便利です。容量としては、携帯工具/CO2カートリッジ/タイヤレバー/WOのチューブ2本程度は余裕で入ります。
私はノースフェイスのブレーカーもこのボックスに一緒に入れています(写真の白い物体).
【携帯性】
写真ではよくわかりませんが、実際にはドリンクボトルより若干外形が大きく、長さも500mlタイプのボトルよりやや長い(750mlタイプよりは短いです)です。
この為、ボトルケージによっては納まりが悪いので、適合するものを新たに用意するか、裾バンドの様なものでフレームと結わえておくと安心かもしれません。
私はエミネンザのカーボンボトルケージを使っていますが、これはもともと両サイドの羽根を広げてボトルをホールドするタイプなので、このツールボックスをいれるとかなり「キツイ」です.
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=4883&forum=81平地ではよっぽどの事がないかぎり外れないと思いますが、やや心配なので、良いボトルケージがみつかるまでは裾バンドで結わえています。
尚、tacxのケージの様に、円筒状の部分にスポっとボトルをはめ込むタイプのの場合、ケージの内径とツールボックスの外径に差が有るとケージに入らないこともあり得る気がします。
【水密性】
まだ、雨天での走行はしていませんが、ボトル型に比べると明らかに水密性は劣りそうなので、水に濡れてこまる様なものを予めジップロックに入れてから収納する等の配慮は必要になる気がします。これに加え、私は、購入時にアウトドア用の撥水スプレーを吹いてから使い始めました。スプレーで水密性が高くなるとは思えませんが、小雨程度なら雨を弾くであろうことや、メッシュに泥水がしみこんで染みになったりしない様、若干の防汚(とその予防)を考えてのことです。
【総 評】
ケージとの相性はあると思いますが、ボトルケージ部に各種工具類を収納すると、ライダーは身軽だし、サドルバックよりは重心が下がりますから、結果的にライドの軽快さが増すと思います。以上の様な観点から、私はサドルバック派ではなく、ボトルケージ側に各種用品類を収納するのを好んでいます。
その上で、本製品は、これ以上多くのモノを携行しようとするとデイパック等になるギリギリ種類・量の物品をコンパクトに、そして、整頓して持ち運べるという点ではとても魅力的です.
価格もサドルバックで同様の容量のものより多少安価に抑えてあるのも良いと思いました(なんとなく、これで3500円とかだったら買わないかも、、)。
価格評価→★★★★☆(一般的なサドルバックよりは安価)
評 価→★★★☆☆(ボトルケージとの相性に注意、経過を見ます)
<オプション>
年 式→2013
カタログ重量→N/A g(実測重量 未計測)