購入価格: ¥1,400 (税込)
『カラーバリエーションが豊富な保冷ボトル。保冷時間は短いが使い勝手は良い』
■きっかけは出先で激しい腹痛に襲われたから
以前、私はニトリのステンレス製のボトルを使っていた。これは飲み口が狭くて洗浄しづらく、中に雑菌が湧いてしまったのか、自転車で出かけた途中で激しい腹痛(細菌性腸炎)を起こしてしまった。この腹痛は数日続き、熱も出た。
(参考) ニトリ ステンレスボトル:
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=10441&forum=80このことをきっかけに、フタを外して洗浄ができる自転車用のボトルを購入することにした。
■カラーバリエーションが豊富で自転車に合わせやすい
POLARの保冷ボトルは、見た目で選んだ。カラーバリエーションが豊富で、私のGIANT SEEK R3、GIANT FIXER R マルチカラーにぴったり合うと思ったからだ。POLARなら、自分の自転車に合いそうなカラーやデザインが見つかりやすいはずだ。
SEEK R3
FIXER R
■保冷時間は長くない
他の方がレビューされているように、保冷時間は長くない。冷たい状態は、氷が多ければ2時間、少なければ1時間ほどしか持続しない。
だが、氷が溶けきってしまっても、冷たくないドリンクになるだけで、真夏でも冷ましたお湯のようになるほどではないと思う。※時間にもよる
ドリンクが空になったらペットボトルのスポーツドリンクを入れている。短い時間ではあるが、氷が無くても冷たい状態が続くのはうれしい。
ボトル内側の凹凸は、保冷剤が当たる表面積を大きくするための工夫だと思うが、肝心の保冷時間が上記の通りなので、大きな効果を発揮しているとは思えない。
■吸いやすい飲み口、押しやすいボトル
購入直後は、飲み口が硬くて引き抜きにくい。使っているうちに、歯で飲み口を挟みながら簡単に引き抜くことができる。
本体は柔らかくて変形しやすく、手で押しつぶしながらドリンクを吸いやすい。ボトルにプラスチック特有の(?)臭いみたいなものはなく、ドリンクにも当然ボトルの臭いは感じられない。
プラスチック製のフックを使えば、走っている最中にもボトルを簡単に取ることができるようだが、私は停まっている時にしかドリンクを飲まないので使っていない。
■メンテナンスが容易な構造
他のボトル同様、フタを回して外せば、簡単にブラシで洗浄できる。ボトル用のブラシを使って、中性洗剤で洗っている。
内側の凹凸には水がたまってカビの温床になりやすいので、内側は念入りに洗うようにしている。大きなブラシだけでなく、小さなブラシも用いて丁寧に洗っている。皆さんと同じように、私も内側に凹凸がなければもっと洗浄が楽になると思う。
隅々まで徹底的に洗っている
■実は飲み口は取り外し可能!!
POLARのボトルの飲み口は、実は取り外すことができる。
普段あまり気にもとめない飲み口の先端を見てみると、『⇒REMOVABLE』と書いてある。矢印の向きに捻ればこのキャップは取り外せる。
フタとキャップをの間を小さなブラシで洗えば、きれいな状態でこのボトルを使用することができる。
捻る向きを確認する
フタの下部をしっかりと押さえて、思いっきり捻る。
はい、外れました
硬く感じるが、フタもキャップも柔らかい素材なので、力を入れて捻っても大丈夫
■洗浄後は出来るだけ水分を取り除き、良く乾燥させることが重要 ※POLARに限った話ではない
ニトリのステンレスボトルは、洗った後に良く乾燥させなかったために、ボトルの底にカビが生えてしまった。きっと雑菌も増殖していただろう。
二度と激しい腹痛を起こさないために、私はこのボトルを中性洗剤とブラシで洗った後、ボトルを振って水分を飛ばし、布巾とペーパータオルで出来るだけ水分を取り除くようにしている。もちろん、フタとキャップも外して水を拭き取っている。おかげで、カビの発生は極力抑えられている。
強く振るだけでもかなりの水分を飛ばせる
布巾やキッチンペーパーで水分を拭き取る
さらに定期的に、カビハイター等の漂白剤できれいにしている。家には食器乾燥機もあるのだが、ボトルへの影響が怖いので使っていない。しっかりと洗浄するのはかなり面倒だが、あんな腹痛を起こすよりはいいと思う。
■最後に
POLARのボトルは、徹底的に洗浄するのは手間がかかるけど、きれいな状態にすることができる。使い勝手もそれなりに良く、初めてのボトルにこれを選んでもいいのではないだろうか。見た目で選んだとしても、満足のいくボトルだと思う。
価格評価→★★★★☆ (標準的なボトルの値段)
評 価→★★★★☆ (保冷時間は短い)
ピンクのボトルを買い増した時の写真。フックは使っていない。