購入価格 ¥1500
街乗りロードで使用。なんということはない古臭い形状のアナトミックハンドルで、値段だけ見て買ったものだが、これが使いやすい。
最近のハンドルは上ハン、肩からブラケットにまっすぐ繋がる形状やショートリーチ、ショートドロップが売り。
しかし私は身長178cm。両手間距離は183cmと手も長いので、リーチもドロップも大きめのほうが好み。
ブラケットから肩部分まで、手を乗せる部分をずらすと前傾度合いを広く調整できる。
ブラケットとハンドル上面が一直線に繋がっているほうがいいという人もいるが、
私は横から見て、ブレーキブラケットとハンドルの境界を頂点とする浅いV字を描いているのが好み。
ここに人差し指の付け根辺りを引っ掛けるように手を載せると滑らず安定する。
ハンドルの肩部分も緩いカーブで、ブレーキワイヤーの引きが軽くなる。
ショートリーチハンドルではこの部分の曲げが急で、ブレーキやシフトワイヤーの摩擦が増えてしまう。これはショートリーチハンドルを敬遠する理由のひとつ。
キャリパーがMavic SSCなことも相まって、1年半ノーメンテにも関わらずスムーズな引きを保っている。
26mmだがそもそも自転車のヘッドが1インチなこともあって、剛性については特に気にならない。安価であるが無難に作ってある印象。
好みの範囲だが、下ハンが直線的なアナトミックハンドルで握りやすい。
丸ハンやアナトミックシャローでは手のひらがぴったり密着せず、手の場所が落ち着かないため好きになれなかった。
ハンドルエンドが長いため、膝が当たる人は少し切り詰めてもいいと思う。
価格評価→★★★★★ 特売でした
評 価→★★★★☆
実測重量 248g