3T ROTUNDO PRO

購入価格 ￥10050



今では数少ない丸ハンドル
流行であるショートリーチやアナトミックなどが合わずいくつものハンドルを購入したがようやくこのハンドルに落ち着いた
何気ない丸ハンドルだが下ハンドル部分の直線部分が少し上がっています。
剛性は固すぎず柔すぎずとてもバランスの取れたハンドルでもがいてもたわみませんが固すぎるわけでもありません。
このハンドルはステム取り付け部分が白く塗装されており、同社のステムを付けた方が見た目がいい。
他のステムだとこの白い部分がはみ出たり削れて悲惨なことになるときがある。
あとレバー取り付け位置は白い帯ではなく目盛りになってます。

また、アナトミックを使っている方から
「丸ハンドルって下ハンどこを握ればいいのかわからない」
と言われ
「どこでもどうぞ」
と答えたが一カ所に固定したい人には向いていないのかもしれません。あとSTIも真っ直ぐにはしづらいです
しかし裏を返せばSTIを自然におくりたい人
下ハンが一カ所に固定されるのが嫌な人
またブラケットを遠目にセッティングしたい人にはとてもお勧めできるハンドルです。

価格評価→★★★☆☆(アルミで1万は出しづらいか）
評　　　価→★★★★★(合えば最高のハンドル）
＜オプション＞
年　　　式→2010
カタログ重量→　250g

購入価格 ￥6500～6800

＜安価で軽量、丈夫さはお墨付き？＞

4年前からずっと愛用しています。もうこれしか考えられません。
すでに6本ほど所有しています。

■■■■　形状　■■■■
数値で見るより若干大柄感がありますが、これは少しディープっぽい緩いカーブに
なっているからだと思います。類似競合品にデダのニュートンシャローがありますが、
ニュートンシャローは完全にシャローの血統で、レバーリーチも短くなります。
ROTUNDOはレバーリーチが多めです。個人的に下ハン時の変速を優先したいので、
リーチが多めの方が好みです。

■■■■　振動吸収性と丈夫さ　■■■■
振動吸収などはそれなりで、あまり良いとは言えません。
カーボンのTEAMも使っていますが、こちらもさほど良い方ではありません。
頑強さを優先させている感じです。

価格のわりに軽量で丈夫なことがポイントになるのかなと感じています。
実際立ちゴケや登坂での大転倒、走行中の前転！など何度か激しい経験をしましたが、
全く曲がっていません。
海外でのシクロなどでもよく見かけるので、丈夫さはお墨付きなのかなと。

■■■■　難点　■■■■
難をいえばステムとセット前提なことくらいでしょうか。
ステムも安価なので揃えてしまってもいいし、実際そうしています。
ただステムの角度の選択肢が少ないのでそこが残念。
旧3Tのような10度ステムがほしいんですけどね。

■■■■　総評　■■■■
安価で軽くて丈夫なシャロー。中庸なイタリアブランド（内実台湾ですが…）という
ところも高評価。アメリカンブランドだとアメリカンバイク向けになってしまうので。
（つけてしまえばどうでもいいことなんですが、一応そういう部分も気にした方がいいと思います）
どのバイクにも付けられる優秀なハンドル。おすすめです。

価格評価→★★★★★
評　　　価→★★★★★

購入価格 ￥6500前後

シャローベンドを買うならこのハンドルはお勧め。絶妙に良いです。

手持ちのロードバイクは全部これにしています。（一本だけTEAM）
シャローですが若干ディープ寄りなのがポイントです。
デダのニュートンシャローよりも上のアールがややラウンドしており、横から
見ても穏やかな形状。PROのPLTラウンドOSが非常に近い形状です。
シャローの中ではレバーがやや遠くなりやすい形状のため大柄に感じますが、
トルノヴァよりはコンパクトな印象です。

ハの字だの末広がりだの言われますが、現物はほとんど真っ直ぐです。
下に向かってもほぼ真っ直ぐ、後方に向かってもほとんど真っ直ぐ。
なので下ハンでのダンシング時に腕が当たりやすい。これを嫌う人も多いようです。
私自身も、あと少しの改良でもっと良くなるだろうなとは感じます。

乗り心地は普通。硬くも無く柔らかくも無く、強度は高いので明後日の方向に行く
ような不安感もありません。デダよりは多少低質な印象は受けます。表現が難しい
ですが。

腕が当たる以外に特にこれといった不満はありませんが、唯一言えるとしたらステムを
3Tで揃えなきゃいけないところ。3Tハンドルの共通の悩みです。ステムのラインナッ
プが安価に充実していればいいんですけどね。
あと、この後のモデルでグラフィックがダサくなったのは頂けません。そしてまたステ
ムとセットで買い直しが必要なデザインに…

価格評価→★★★☆☆
評　　　価→★★★★☆