購入価格: ¥3,800 (税込) ※中古パーツ店で購入
標準価格: ¥ 5,460(税込)
『重くてもこれなら納得。剛性と振動吸収性の高いハンドルバー。』
GIANT FIXER Rのハンドルを交換するために購入。
FIXERに付いているハンドルは、何故かリーチが165mmもあり、下ハンを握るには遠すぎた。
幅が420mmもあるランドナーバーのような形状も好きではなかったので、早々に交換することにした。
クロモリの質感が非常に美しく、クラシカルなバイクには特に合いそうなデザインのピストハンドルだ。
リーチ107mm、ドロップ170mm、幅380mm、クランプ径25.4mmの深曲がりである。
トラック競技に出場するのでなければ、幅は若干広くても良いというが、
私は肩幅があまり広くないので、幅380mmはちょうどよいサイズだった。
ドロップエンドが長いので、下ハンで握る位置を前後させて、ポジションの変更ができるのが良い。
剛性、振動吸収性の高さは、さすがクロモリ製というだけのことはある。
どこを握っても振動や突き上げで疲れにくく、快適で操作性が高い。
このハンドルは重量が560gもあって、FIXER純正ハンドルバー250gから大きく重量が増した。
他のパーツの軽量化を相殺してしまったが、このハンドルの安定感と引き換えなら悪くない。
そもそも軽量化が有利に働くのは主に加速なので、このハンドルの重量増は気ににしなくても良い。
思えば、FIXER純正ハンドルバーは軽量だが、手がはじかれそうなほど振動と突き上げがひどかった。
安易に軽量なハンドルを選ぶと、同じようなことになるかもしれない。
リーチ、ドロップの大きいハンドルの形状は、バイクに戦闘力の高そうな雰囲気を与えてくれた。
逆に小さめのサイズのバイクには、ハンドルが大きすぎて似合わないかもしれない。
唯一の弱点が防錆性の低さだ。クランプやエンドに水が入ると錆びるので手入れが必要だ。
これはクロモリ製なので仕方ないのかもしれない。
自分にはどのハンドルが合うか分からなかったので、失敗も考えて中古パーツ店で入手した。
たまたま状態の良い物が入手できたのでラッキーだった。
好みのハンドルを考えるための指標にしようと思っていたが、大変気に入ったので今も使っている。
カラフルで軽量だが剛性の低いハンドルよりは、このようなハンドルをオススメしたい。
価格評価→★★★★☆ (定価や標準価格ならちょっと高い)
評 価→★★★★★ (しっかりした作りで高性能)
<オプション>
カタログ重量→560g
バーテープを巻く前に仮組みした時の写真
ハンドルバーの上部をフォークと同じ色のカッティングシートで覆ってみた。