購入価格 ¥44673
Roval rapide handle bar 40cm
2019年購入したフレームに
Ritchey→Tune→Prime→再 Tune→Syncros→再々 Tune…と全てレビュー済み。
Tuneでのブラケット幅405mm、ドロップ部420mm(いずれも実測)だと
・巡行時にブラケット部ドロップ部どちらも微妙に幅広
・交通の流れに乗る際の瞬間的な加速の際は下ハンが広くて引きつけ難い
・坂道でのダンシングではブラケット部が丁度良い、上は心身の荷重を預けつつ振り易い
・適度に撓り快適
だいぶ満足してるのに、微妙なサイズの違和感だけが気になって。
下記の要件をある程度満たしつつ、『ピッタリ』のハンドルは何処
1 .ショートリーチ・ショートドロップ(reach≦80mm、drop≦125mm)
2 .上ハンドルが扁平加工されたエアロ形状
3 .フレアの程度はほどほど(2度程度)
4 .上ハンドルの肩からブラケットにかけて大きな「谷」を形成せずフラットに近い、落差がつかない(世間一般ではアナトミックシャロー)
ず~っと気になっていたが、お値段高くて手を出せなかったスペシャのroval rapide handle bar。
清水の舞台から飛び降りて、一年ほど使用。
ロードバイクのハンドルとして終着駅にたどり着いたと思い、レビュー。
購入したサイズは40cm、ドロップ125mm、リーチ75mm、フレア角2°
ブラケット間実測は396~397mm、エンドセンター間は405mm、実測重量209g
リムブレーキ且つ機械式変速なので…ブレーキケーブルのみ内装。
シフトケーブル内装は取り回し的に、ハンドルの内装様穴の位置と大きさで物理的に不可だった。
故に上ハンドルにはケーブル固定のため、バーテープをだいぶ巻いた。
(滑り止めの)ドット模様が上ハンにあるけど…手汗で滑り易そう。
上ハンドルは真っ直ぐでなく、前方に伸びる(所謂)フォワードスィープ。
扁平加工されていることもあって、掌を起いて巡航する時は肘の角度も自然でとても楽。
登りでは指もしっかりかかるし…Primeのレビューでも述べたけど、Ritchyのバックスィープより良い。
意外だったのは、適度に撓る快適なハンドルだったこと。
ジュリアン・アラフィリップが勢いのあった頃のクイックステップが使っていたし、私には硬いのではと思っていた。
レビューしたハンドル中、一番快適だったTuneと同等と言って良い位に快適だった。
(アラフィリップだけ、シマノプロのハンドルを使っていたんだったっけ…つまりそういうこと?)
ROVALのブラケット間実測397mmは、ブラケットを握っての巡航では絶妙幅。
でもダンシングだと極々微妙に狭くて、ブラケットをしっかり握ってないと手がハンドルから落ちてしまいそうな感覚。
397mm幅と言えど適度に撓ってくれるおかげで、60km/hを超える程度だけど、ダウンヒルで怖さを感じない。
Tuneの実測405mmだと、巡航では広く感じ、ダンシングではブラケットに手を添えるだけ、上体の荷重を起きつつ振り易かった…。
もしブラケット間実測400mm、2度フレアのハンドルがあるのなら試してみたい…(多分無い、それこそ沼だ…)。
レビューしてない3T ERGONOVA TEAM 400cm(ブラケット間実測384mm)では「狭すぎて」ダウンヒルが怖すぎた。
レビュー済みのSyncros ブラケット間実測400mmでは「硬過ぎて」(振動で手が弾かれそうで)、やはりダウンヒルが怖すぎた。。
最後のリムブレーキ車に合う、最後の(一体型で無い)ハンドルバー。
このままロードバイク人生を心中出来たら幸せ。
価格評価→★★☆☆☆
評 価→★★★★★
<オプション>
年 式→2023
実測重量 209g 40cm