購入価格: ¥980くらい
『ローラー台の防音・防振に効果が高いヨガマット』
私はTacxのBoosterというローラー台の下に、Tacx純正のトレーニングマットを敷いている。防音・防振を期待して購入したTacx純正マットだったが、このマットは特に緩衝剤が使われているわけではなかった。
私の家は木造2階建てで、私の部屋は2階にある。ローラー台を漕ぐとサドルに振動が響き、1階には音と振動が伝わって家の人間に不快感を与えてしまう。
私がストレッチに使っていたヨガマットが防音・防振にちょうど良さそうだったので、トレーニングマットの下に敷いてみた。すると、サドルへの振動は減り、私の部屋の騒音も少なくなった。
ところが、1階にはまだ騒音と振動が伝わるという。そこで、ヨガマットを半分の大きさにカットし、2枚重ねてトレーニングマットの下に敷いたら、1階への騒音と振動があまり気にならなくなったとのことだった。
このままではスカイライナー(前輪を置く台)がローラー台に対して低くなってしまう。前輪の高さを調節するため、スカイライナーの下にもヨガマットを2枚重ねて敷いたのだが、スカイライナーを置くには柔らかくて不安定だった。だから、安定性を求めて読まなくなったカタログを数冊下に敷いて解決した。
Tacxのような緩衝剤の入っていないトレーニングマットよりも、ヨガマットの方が防音・防振の効果とコストパフォーマンスが高いと思う。ただ、家の構造によってはヨガマットを2枚重ねる必要があり、前輪の安定感も工夫しなければならない。
ヨガマットは通販やスポーツ用品店、ホームセンター等で買える。自分の自転車やローラー台に合わせた色を選べば、見た目にも違和感なく使えると思う。
左 : Tacx Boosterの下に2枚敷いたヨガマット。
中央: スカイライナーの下にはカタログを重ね、前輪の高さを調整している。
右 : Tacxのトレーニングマット。緩衝剤が入っていないので防音・防振の効果は低い。
価格評価→★★★★★ (値段に対して防音・防振の効果がかなり高い)
評 価→★★★★★ (ローラー台の防音・防振対策にはヨガマットでも十分)