SOL(エスオーエル)サバイバルブランケット(二人用)
購入価格 ¥1,000程度だったと思う
1,000㎞ブルベの仮眠時に使用したポリエチレン製の保温シート。
片手サイズで軽く、荷物の隙間に入れておける。
サイズ:約152×244cm
実測重量:93g(カタログ重量:91g)
外側はオレンジ色で、野外での視認性が高い。
オレンジ面には野外で遭難した時の心構えが各国語で(日本語でも)印刷してあり、いざという時に心強い。
緊急事態にこのシートを体に巻き付けながらその情報を読み込むことができるかどうかは分からないけど。
商品パッケージがチャック付き袋になっており、折りたたんだシートを入れておけるのも地味に便利。
売り文句には「熱を保持・防水・ガサガサ音がしない・繰り返し使える」とあって、確かにそのように感じた。
商品パッケージの使用例写真でわかるように、寄り添った大人二人がかぶることのできるサイズである。
一人用もあって、そちらはサイズ:約142×213cm、重量:約70gとのこと。
ブルベには一人で参加しているのになぜ二人用を購入したかといえば、現地で知り合った誰かと一緒に仮眠するため…
ではなく、単に二人用ということに気づかなかっただけである。購入した登山用品店でこの商品しか置いていなかったのかもしれない。大は小を兼ねるので、別に問題ないです。
先人諸氏曰く、結露するとのことだが防水素材だから当然だろう。結露が気になるほど長時間使わなかったのでこれも問題なし。
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2019年10月に開催された1,000㎞ブルベの道中4日目、バス停のベンチをお借りして3時間ほど仮眠した際に使用した。
外気温は15度程度であった。
夏用ジャージの上からレインウェア上下を着込んでも汗ばんでいたせいか少し寒かったのだが、このシートにすっぽりくるまると、やがて自分の体温でじんわり温かくなり、おかげで熟睡することができた。
特殊加工した素材らしいが単なるペラペラのシートだから、風のある屋外や冬季などでは役不足と思われる。同素材で寝袋状になったヴィヴィもあるのだけれど、そちらは値段がかなり高くなる。
当方、シビアコンディションで使うつもりはない(そんな場合なら宿泊施設を検討する)ため、これで十分である。
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1,000㎞のブルベに参加したのは2回目だったので、このサバイバルブランケット以外に特別なものは用意しなかったのだが、安眠できたのでこれを買っておいてよかったと思っている。
価格評価→★★★★★(安い)
評 価→★★★★★(お守りとして)