購入価格 ¥1800+税
Esbit社の携帯型ストーブです。行きつけの山道具屋さんを巡回していたら発見しました。素材はチタンで折りたたむと非常にコンパクトになります。ライド中にインスタントコーヒーでも飲めればと思い、購入しました。
Esbit社の国内代理店↓
http://iizukaco.co.jp/product-category/esbit/■製品概要
実測で13gと小型軽量。別途、五徳を用意する必要もありません。風除け板なども市販されていますが、風向を見定めて手のひらで防ぐか、湯沸かしを諦めるか、場所を再考するかで解決出来ます。
折りたたみ機構のおかげでコンパクトになります。オレンジの物体は防水マッチケース。畳んだ状態のサイズが分かるでしょうか。四角い皿状の部分は固形燃料を置く場所です。↓
■使用感
固形燃料4gX4=16gで200MLの水を沸かすのに約6分。沸騰は難しいですがが小型軽量とのトレードオフといったところでしょうか。
地面と火の元の距離は約15mmと、あまり余裕がありません。可能な限り、コンクリートなどで舗装してある場所で使用すべきでしょう。軽いが故に安定性には難あり、です。落ち葉や枯れた芝生の上なんてのは論外。↓
カップに蓋が無いと、沸かすのに時間がかかります。単独山行用のクッカーから300MLのカップと蓋を持ち出して使っています。マッチと、固形燃料を入れたタッパー(弁当箱に付属していたマヨネーズ入れ)、用途廃止したスポークで作ったマドラーが入りました。折りたたんだ本製品の下は付属の網袋です。↓
ライドで使う時はオルトリーブのサドルバッグSに収納しています。他に、ロード用の予備チューブ1本、タイヤレバーと携帯工具が入ります。
固形燃料は板チョコ形状で、一欠片4g。現在は14gのものがラインナップされていますので、新規で購入するならこちらの方がいいでしょう。湿気に弱いので普段はタッパーに入れて保管してます。
火力が弱いので湯沸かし程度にしか使えません。インスタントラーメンは多分、無理でしょう。飲み物専用と捉えていいです。
■まとめ
小型軽量の割には良く出来たアウトドアギアです。出先でコーヒー1杯分のお湯を沸かすだけでも、野外生活を満喫出来る逸品だと思いました。防災用品としても充分使えるかと。
固形燃料の引火点は400℃、液体燃料やガス缶を持ち歩くよりは低リスクでしょう。
不詳Lennoxは阪神・淡路大震災の被災経験者です。熊本地震を受けて防災用品の見直しをしていますが、「Esbit チタニウムストーブ」は一番最初に持ち出すデイパックに入れる方向で検討しています。
価格評価→★★★★★(チタンフェチには堪らないお値段)
評 価→★★★★★(防災用品としても機能する)