購入価格 ¥12000
購入は2011/3/12、東日本大震災翌日です。
地震でクルマが使用できない、もしくは燃料の被災地優先充当を考慮し、自家用車の代替としての自転車使用のために購入に至りました。通販で見たら6割の値段でしたが、購入時点での逼迫はそれどころではない。近所の販売店で見て即決しました。
H550×W320×D180㎜、容量32ℓはロードレーサーで乗車する体勢で背負うには最大に近いと思われます。
内部は背中側にラップトップ用(MacBook17in用?)のコンパートメントがある他は何も無しのシンプルさ&スクエアさで、現場装備一人分+α(工事ヘルメット、防寒着、半長靴他)がすっぽり入ります。主材料は軽量ナイロンですが、内部が突起物で擦れることは無さげな感触です。縫製も太い糸がガシガシと使われていて頑丈この上無さそうです。頂部のラップは防水とのことでしたがまだ試せていません。
上記の寸法内で収まっている分では、乗車時に装着するヘルメット後端がバッグ頂部で当たりますので、大概亀の子のように首を延ばし気味で乗車しています。しかし、様々な荷物(実家からの頼まれものなど)で内容量がバッグ寸法からはみ出してくるとヘルメット後端でつかえてしまい、かなり難儀な感じです。首が振り回せなくなるので、後方確認が困難になり、勢い、出せるスピードも落ちてしまいます。また首にのしかかられる感じで長距離が辛そうです。こちらはまだ15kmほどしか試してませんが、これ以上の距離はもう少し馴れが必要そうです。
現場装備の他にも、玄米10kgとかペットボトルで水10数ℓなどを運びましたが、パッケージさえ工夫すれば腰に疲労が来ません。またショルダーベルトにはチェストストラップがありませんが、不思議と胸部への食いつきがよく、気になりませんでした。
それと、実用的かどうかは不明ですが、ショルダーベルトの左側に何故か栓抜きが付いています(取り外し不可)。アメリカとかまだビンでコークとか飲んでるん?みたいな不思議なブツです。
購入した時は大失敗かと思いましたが、無理矢理使用するうちに愛着が湧いてきました。ロードレーサー的には邪道ですが、無理目なツーリングを企画するつもりです。
価格評価→★★★★★(Amazonでは¥6K+)
評 価→★★★★★(デッカいことは良いことだ)
年 式→不明
カタログ重量→約1000g(実測重量1090g)