MINOURA RC-1200
購入価格¥ 6718
RC-1000の後継にあたる、キャリアダボのないロードバイク用のリアキャリア。輪行対応
これを購入するまでは、遠出する時はド定番のオルトリーブのサドルバッグにモンベルのハンドルバーバッグ、通勤時はリュックを背負うスタイルで走ってました。特にオルトリーブ・サドルバッグは宿泊を伴うブルベでも活躍し、噂に違わぬ「ギリギリ足りる」容量で、荷物チョイスは鍛えられたものです。
しかしガチで走る時はともかく、通勤や普段の寄り道でスーパーに寄ったり、遠出でもお土産を買ったり、というのは明らかに容量不足ですし、かといって昨今のバイクパッキングスタイルも適当に荷物を詰めるには不向き。
雑に積み込めて多少重いものでも大丈夫、それなりに大容量、背中に背負いたくはない…。と、そこでリアキャリアとパニアバッグという伝統的スタイルを試そう、というところで、ミノウラRC-1000が更新されてるじゃないですか?気になっていたブレーキ台座固定がシートポスト固定に変更になったことで、輪行もしやすいのでは?と目論見み買ってみた所、これが大正解でした
取り付けは、リアハブのQR共締めとシートポストの3点で固定する仕様。大きくパーツ構成としてはキャリア本体、シートポストクランプの2つ。シートポストクランプの蝶ネジを外せば、クランプをシートポストに残して、工具なしにキャリアを輪行状態へ分解できます。予想通り。キャリアなしと比べて、輪行作業時間は1,2分程度の増加で済みました。余談ですがQRのタケノコバネは干渉するため、外して置いた方が取り付けやすいです。
輪行する時は写真のようにフォークに重ねて、縦型輪行袋に入れる方法で安定しました。キャリア自体はコンパクトに見えますが、QR部がハの字型に開いてるために、外した時は思ったより嵩張ります。うまく重ねられる場所を探したいところ。
RC-1200を付けたら荷物はパニアバッグに入れます。小型な10LタイプのROCKBROSパニアバッグを片側につけて常用しています。流石に10Lとあると余裕が違いますね。遠出する時は、大きめ輪行袋(オーストリッチR320)に、ツール缶フルセット、防寒具に電池類、追加ボトルを積んでも余裕あり。普段の買い物でも、牛乳パックを複数やら5kg米袋やらを雑に積んでも安定して走れます。多少の左右重量差があっても、想像よりずっと安定感あります。
耐荷重は7kgとのことでしたが、キャンプ時には20Lパニアバッグをも片側へ追加しテント類10kg程度を積んでゆっくり走ったり。
天板が狭いため、天板に荷物を積んだり、左右繋がったタイプのバッグは使えない点には注意。
3年ほど愛用してますが、多少塗装がハゲる程度で万能です。
価格評価→★★★★★ (キャリアとしてはやや割高だけど、無二なんだよなあ)
評 価→★★★★★ (輪行しやすいのはサイコー)
<オプション>
カタログ重量→ 670g