購入価格 定価(¥21,600)
いつから私は、こんな炭素棒に大金をはたけるようになったのだろう・・・(遠い目)
基・・
【購入の経緯】
私は毎年王滝にチャレンジしている。
参加したことのある方ならご存知かと思うが、下りの振動は半端ない。
いろんな素材のハンドルで試行錯誤したが、最終的にはカーボンハンドルが一番その振動をいなしてくれる。
ということで、これまでもカーボンハンドルを使用してきたわけだが、下りのコーナーでブレーキング→コーナリングの際、
ハンドル全長が短いと(当時580㎜で使用)、前へ飛び出ようとする体を支えながらバイクをコントロールするのが、
少し雑になるといいますか、具体的にはアウトにはらみやすい感覚が出る。
ならば、しなやかなカーボンハンドルで幅広のものならもう少し楽になるんじゃね?と考え、物色開始。
検討物は、GDRとレンサルだったが、レンサルはバーエンドOKのアナウンスがなく、
人柱になる覚悟もなかったので、GDRを選択。
さらにこのハンドル、形状が3パターンあって、RISEN 6と13を実際に借りて試してみた。
【使用してみて】
RISEN 6では、実際に王滝に出場。
その前に、家で取り付けてみてポジション出しを行って、河原へ向かう土手を登ると、
素人でも「グイグイ」とハンドルがしなっているのが分かる。
その時は「おーしなってる」としか思わなかったのだが・・
RISEN 6は、手前へのライズが大きく、たまたま前後のポジションを詰めるために
ステムを10㎜短くした時期と重なってしまって、気持ちフン詰まりなポジションになってしまった。
なので、ハンドルを回転させながら、握りの位置が遠くなるようにポジションを調整。
結果、ローライズなのに、前から見るとV字形状のような佇まいになってしまい、
結局手前方向にそんなにライズは要らない、もう少し上で握りたいという結論に至る。
(このことが、RISEN 13も試してみようというきっかけになった)
幅は、なぜか一発で680㎜が快適と判断、王滝では快適に走行できた。
下りのコーナリングも、はらんでいく感覚が消えた。
その後、RISEN 13 をレンタル。
ライズの具合は、やはり6よりいい感じで、ポジションのフン詰まり感が消えた。
性能はほぼ変わらないと感じたので、購入決定。
680㎜にカットしてもらって、現在快適に使用できている。
その「しなり」だが、登りでうまくリズム感を出すのにいい感じがする。
あの感覚を味わいたくて、わざともがいてみたり(笑)
あと、このフィニッシュがいい。光にあたるとカーボン特有のk(←重患なので割愛)
欠点は特にないと思うが、
下りの振動吸収性という点においては、荷重入力が連続すると少し落ち着かない感じがする。
それを、サスペンションのように振動を吸収してくれていると捉えるか、剛性不足となるかは、
人間のサイズや走る環境で変わると思われる。
あと、やっぱり値段かな。
うーん、納得して買ったから良いんだけど、一般人から見るとクレイジー。
全体の長さを抑えて材料費を節約したりなど、企業努力を期待したい。
価格評価→★★★(←1万円台ならお見事)
評 価→★★★★(←一生モノなら満点)
<オプション>
年 式→
カタログ重量→ 220g(実測重量 カット後180g)