購入価格 ¥1,980(CBあさひ通販)
まだ買ったばかりですが、店頭で見れる物ではないのでとりあえずのレビューを。
公称で容量約2L、重量135gなので、仮想敵はオルトリーブのMサイズ(実効1.3L以上、250g)でしょうか?
良い点
・ストラップで固定するので、内部にオルトリーブのようなボルトの出っ張りが無い。
・裏地が白いビニール素材なので中身が見やすい。
・アタッチメントを使わないので適合するサドルが多くて軽い(実測132g)
・高さ19cmのツールボトルを余裕で飲み込む大容量。
悪い点、不安な点
・27.2mm径のシートポストだとストラップが長過ぎて余る。
細いピラーでもストラップをきちんと留められるよう、バッグ側のベルクロを長くして欲しい。
・どう見ても側面のバックルは上下逆の方が使いやすい。
長さ調整が上側にあるので、余ったストラップが上を向いてしまう。
それを留めるベルクロもあるが、バッグの上面にあるので締め上げると使えなくなる。
・初日でロールアップ部分の表面の縫い目が広がって来た。
(ここで止まるのか、広がっていくのか・・・)
・寒い時期は裏地が硬くなりそう。
さて、防水サドルバッグとなれば水を入れての計量は避けて通れないところ(笑)
結果は最大容量で2.0L(全長約22cm)、最小で1.0L(約17cm)と狙ったかのようなキリの良さ。
最大容量は袋の口を下向きに2回折って上側でバックルを留めた状態、最小は目一杯巻いて上側で留めた状態です。
公式ではバックルが下側ですが、テールライトが上を向いてしまうので上にしています。
ロールアップ式に共通する欠点ですが、バッグが柔らかいので荷物の多い時に開いたままにすると中身が落ちます。
小物は別にパッキングした方がよさそう・・・あ、同ブランドのサドルバッグ用引出しも買えば良いのか(宣伝w)
これは最大容量時の水量を入れた状態(隣のペットボトルは500mlで水面とほぼ同じ高さ)
この状態で10分間放置しましたが、水の染み出しは無かったので非常時にはバケツとして使えます。
但し袋の口は密閉出来ないので水筒や浮き袋にはなりません。
表側はあっさり水が染み込みますが、その分乾くのも早いので生地の間に水が溜まる事もありません。
内側は水に濡れると“ぬめり”が出たので石鹸で洗いました。浮き輪と同じような素材です。
細部の詰めが甘い感じがしますが、この価格帯では1Lがせいぜいで、2Lは見掛けないので低価格大容量を求めるなら
選択肢に入るでしょう。POCHITTは割とマメに改良するので急がない人は待っていた方がいいかも?
諸事情で(?)軒下駐輪している友人が使うことになったので、耐久性についてのレポートもいずれ書けるかと思います。
価格評価→★★★★☆(安い・軽い・大きい・おまけに防水性まである)
評 価→★★★☆☆(細部の改良と、耐久性次第では満点になるかも)
<オプション>
年 式→2014
カタログ重量→ 135g(実測重量 132g)