購入価格 4コセットで¥10000(ヤフオク)
(標準価格 1コ¥9660)
耐久性や防水性は皆無だが、使い続けるほど味が出るサイドバッグ。
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日本一周をする人にとって、バッグ選びはひとつの鬼門であろう。
デザイン、容量、収納方法、取り出しやすさ、防水性、耐久性、
装着方法、脱着の容易さ、重量、価格...などポイントを挙げればキリがないが、
どこを重視するか、どこを捨てるかではっきりとその人のスタイルが読み取れる。
私が重視したのは『色』と『小ささ』で、迷わずこれを選択した。
緑が好きなため車体とマッチするし、極力小さい荷物で一周したいとの思いから。
他を捨ててメリットもデメリットもあるものの気に入っている。
【デザイン】
ランドナーで旅をするというコンセプトがはっきりと見えて心地いい。
レトロな色合いは目にやさしいしキャッチーでもあり、
どんなにデメリットが多くても飽きずに愛せるw
【装着方法】
取り付けは付属の革ベルトをキャリアに巻きつけて固定する。
1コにつき4ヶ所あり、4コ着脱するのに時間がかかるため装着しっぱなし。
また、ゆるいと走行中ガタガタ動くため余った部分を結束バンドで結んでいる。
他製品のように上からガチャンとフックをかけるのに比べると30倍は面倒(*´v`*)
【容量】
カタログスペックは1コ13リットルだが、実際は8リットルほど。
中身が見えるくらいぎゅうぎゅうに入れてようやく13リットル程度だろう。
前後左右に計80リットル積んでいる他の方と比べると貧弱そのもの。
逆に、少ない荷物でどう旅をするか作戦を迫られ、
窮地に限られた物資で生き延びる術が自然と身につく(*´v`*)
【収納方法】
ポケットやメッシュ収納などは皆無でただの袋状w
どの袋に何を入れるか決めて運用するとめんどくさくない。
私の場合は、頻繁に出し入れするような手袋や小物類は
サイドの編み上げ部分に無理やり突っ込んでいる。
【耐久性】
サイドバッグ界では最低クラスだろう(´;ω;`)
帆布製で雨に弱いし、転倒や立てかけで摩耗。
荷物の積み方によってキャリアやクイックと干渉して貫通痕。
キャリアに取り付ける革製のベルトが切れて結束バンドで代用。
バッグ背部に形状を整える鉄板があるのに、変形してバッグがくの字。
荷物突っ込みすぎてバックルが吹っ飛んで、ガチャガチャのカプセルを加工。
防水・耐久性のいいターポリン製を買おうと何度決心したかわからないが、
逆に色落ちすればするほど、旅の軌跡が感じられて好きになってしまうwww
【総評】
レトロ、緑、荷物の制限といった条件を設けない場合は、
オルトリーブ製の防水バッグを買った方がいいと思う。
ひとつでも該当する場合はこのサイドバッグをぜひ!!!
なお、700日使っている現在の状態がこれ。
買い替えはもはや考えていない。
価格評価→★★★★☆(定価だと他を買っていたかもしれない)
評 価→★★★★★