購入価格 £28.7 @ wiggle
※写真では腿のところにアクセントが付いていますが、実物のSサイズは左足首前側に付いています。
Assosのアームウォーマーの着用感と吸汗性が気に入っていて、今年はレッグウォーマーも買おうと思っていたらサイジングが整理されてしまい、去年まではあった0(XS相当)がなくなってしまいました。調べたら1(S-M相当)は65cm以上あるらしく、股下72cmの自分には長過ぎになりそうなのでこのウォーマーに賭けてみました…端から端まで脚前側の長さは実測で約60cm、私でも持て余さずにすむ長さです。
まず何と言っても着用感が独特。脚を通した直後は少しひんやりして、それがじんわりと温まっていきます。すいません、私の表現力が至らないので当たり前の現象をわざわざ説明する間抜けな文になってしまったのですが、ジェルを塗ったときに感じるような冷たさがしばらく続き、体温に有機的に反応して温まっていくような感触です。裏がフリース地なので着た瞬間からふわっと暖まるのを想像していましたが、少し冷えたところに放っておいたストッキングを穿くようなサワっとした不思議な着用感(きっとこんな着用感じゃないのでしょうか???穿いたことないですから見た目の質感からの想像ですけど)だったので少し驚きました。伸縮性やカッティングが素晴しく、どこかが突っ張ったり緩過ぎたりせずとても快適なのも影響していると思います。滑り止めのシリコンが太ももの内側に貼られていますが、丸一日着用したままでも腿から一切ずれず不快になるような圧迫感は皆無でした。生地には抗菌消臭のために2酸化チタンを入れてあるらしく、鯰のようなヌメッとした艶があります。見慣れた自分の脚なのに、妙にセクシーに見えるwww まあ、一日目一杯走り回った後ヘルメットが若干汗臭い時はあるもののジャージやウォーマーから臭っているのが自分でも分かるほど体臭がきつくはないので、効果の程はよく分かりません。
実際に使用して速乾性・保温性を考慮すると20~10℃位までが使える範囲で、サーマルビブショーツと組み合わせて15±3°辺りが快適な範囲だと思います。あっという間に汗が乾き防風性もかなり高いので、気温15℃と少し肌寒い峠の下りで風を切っても寒いとは全く感じませんでした。多分5℃位でも風さえ弱ければオーバークールにならないと思いますが、そこまで寒くなるとショーツではお腹が冷えるのでXでしょう。
ジッパーも締め付けのきついラバーバンドもなく、素材の伸縮性とカッティングのみで完璧にフィットします。Goldwin光電子ウォーマーのように、ジッパーがソックスや皮膚をズタズタにすることもありません。縫製も完璧ですし強いて難点を挙げると被視認性が低いことでしょうか(黒は特に)。左足の脹脛外側にのみネオプレン反射素材のタブがついていますが、これが両方だったらよかったですね…日本は左側走行ですから、この位置だと後続からライトを浴びても隠れてしまい役には立たないでしょう。左右それぞれに独立したカッティングなので、入れ替えて使うわけにもいきませんし…。
価格評価→★★★★☆(この出来なら安いと思う)
評 価→★★★★☆(反射素材の配置以外に減点要素なし)