購入価格 ¥3,343(Amazon)
膝が痛くなってクリート位置の見直しをしようと思った時、
baru様のレビュー(SHIMANO SPD用)
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=15722&forum=65&post_id=27232を拝読したのを思い出して購入。
基本的な手順は
・いつも通りシューズを履く。
・母子球の中心と踵の中心が来る位置に付属のステッカー(目印)を貼る。
・シューズを脱ぐ。
・TP1本体の穴にクリートを突っ込む。
・クリート固定ボルトを緩める。
・TP1本体の方眼紙模様に合わせシューズの位置を決める。
・クリート固定ボルトを固定。
これだけ。
取説は付いてますが日本語対応ではないので読む気になれず、YouTubeやbaru様のレビューを参照に作業してみました。
上記手順の上から2番目のステッカーは単なる目印なので必ず専用品で無いといけない訳ではなく、マスキングテープ等を切って自作しても良いし、シューズ自体にマジックか何かで印を入れても良い。
シューズの位置決め時に目印と方眼紙が合わせにくい時は、短い定規等 TP1本体に対して垂直が出せる冶具があると簡単かも。
TP1本体に調整した記録を書込んでおく事も出来るので、微調整を重ねてとことんセッティングを煮詰めるのも容易です。
TP1本体にクリートを突っ込む時少し硬いですが、ガタがあったら話にならないのでこの位で良いと思います。突っ込む作業は平らな机か床の上でやるのがお勧めです。
使い勝手は申し分なく、ペダルに対してシューズではなく自分の足の位置(ここ超大事)を左右対称にミリ単位で調整し、固定する事が出来ます。
注意事項としては、
・クリートはしっかり押しこむ事。
・クリート固定ボルトの脱着時にTP1本体を持たない事。(シューズを持たないと変な形に変形して壊れる。)
・母子球は基準線(ペダル軸)より若干後ろ、Qファクターはなるべく内側、等の巷でよく言われているセオリーを守る。
ぐらいかと思います。
調整前のクリート位置を面白半分で測ってみた結果、自分のシューズの形状の左右非対称度は大したこと無くほぼ左右対称に作られていました。それを基準にクリート位置を調整していたおかげ(?)で、Qファクターとシューズのねじれ角度は左右対称でした。
CBNネタ的には面白くねえna...ウォホン。
人間の勘は案外凄かった。
しかし、元のクリート位置がやたらと爪先寄りである事が発覚したり、クリートの前後位置が左右で3~4[mm]ぐらい違っていたりして結構衝撃的でした。
クリート再調整後はキチンと左右対称になったというだけで随分ペダリングしやすくなりました。肝心の膝の痛みについては後日別の原因で発生していた事が発覚するのですが、とりあえずスッキリしたので良しとします。TP1を使用するクリート調整にはメリットしか感じませんし、今後も使って行こうと思っています。
とても良い買い物をしました。
…え?同じ精度の調整をTP1無しでやる?
そんなもん無理に決まってるじゃないですかー。(←手放せなくなった人)
価格評価→★★★★☆(クリートの種類によって多少違う。)
評 価→★★★★★(これは凄くいい。)