国内定価 ¥50,000弱
購入価格 ¥24,800(関税送料等込みで¥27,877)
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S-Works Sub6に飽きてBoaダイヤルのハイエンドシューズを探すも全く足に合うものが見つからず、結局ほぼ唯一残るハイエンドシューレースモデルということで決めました。
筆者の足長26.1 cm(夏用ソックス込み26.3 cm)、足幅9.4 cm、足囲23.5 cmくらいで、どうやら足型はCタイプのようですね。シマノやSIDIがガバガバに感じられて、合うシューズを探すのに大変時間がかかりました。S-worksは42(27 cm)でした。Empireは41が26 cm(インソール実測26.3 cmほどらしいです)、42が27(インソール実測26.8〜27)なので42をチョイス。*ハーフサイズは42.5〜
Empire SLXは2020年モデルから帝人製の珍妙な新素材を使ったアッパーになってます。これがパッと見まんまビニールで大変に頼りない雰囲気なんですが(触るとくしゃくしゃな感じ)、レースを締め上げるとなんとも柔らかで、且つ確かに足を包んでくれます。私はかなりキツくしてほぼ全く足が遊ばないようにして走るんですが、足首に接触する部分やタンの内側もなかなかクッションが効いていて心地良いフィット感。ヌメっテカっとしてるところがギーガーのエイリアンとかSMで使うラバーアイテムみたいで、はっきり言って好みじゃなかったんですが履き心地を知った途端愛せる不思議。2020年モデルから緩くなったそうですがほんとに緩いです。幅広足の方でも痛みが出にくいと思われます。ちなみにつま先は指が動かせるくらいにはスカスカです。
ヒールカップはS-Works Sub6より間違いなく広いです。あれは狭すぎるとなかなか評判が良くなかったようですね…エスワ7ではだいぶ広くなっていました。足先も踵も細い人としては、最近流行り?の全体的にゆったりしたフィットは大変気に食わないところです(笑。そんなわけで若干優しいながらもしっかりレースを締め上げればヒールカップが抱きついてきてる感覚がちゃんとあります。
インソールはアーチサポートが大中小3種類付属したそこそこクッション性のあるのが付いてます。ヒールがなかなか深い作りですね。
シューレースはエスワs6と比べて太くて伸縮性のあるものです。キツく締めないと緩む感じがするのも伸縮性があるからかもしれません。写真のとおり足細マンが履くとめちゃくちゃ余って場所に困る…。履く時も脱ぐ時も時間かかります。やはりここは明らかにシューレースのデメリット。
アウトソールは最も剛性の高いEaston EC90 SLX Ⅱ(声に出して読みたい英語)。ペラペラですがガチガチゴリゴリです。アウトソール以外の全てが柔らかいので際立つ固さ。ヒールは六角ボルトではめられてるだけなので交換できます。トゥカバーは最小限。ラストが変わってアウトソールも幅が若干広がったからか、旧SLXより重量が若干増えたらしいですね。
ちょっと脱線するんですが、皆さんどのようなサイズ感をフィットしてると感じてますか?履いて、つま先立ちしたとき踵が浮かないサイズ?体重でほとんど曲がらない剛性を持つアウトソールの上で、柔らかいアッパーと、それが掴んでるソックス、皮膚、組織、それらで包まれた骨がつま先立ちするんですよ。これらはソールと違って柔らかいので徹底的に固く縛りつけないと多少は動いちゃうと思うんですよね…。つま先の捨て寸は5ミリで十分って意見も、つま先が当たるのを覚悟の上ですって意味に見えてしまいます。トルクかけるとシューズは変形しますしもちろん足も若干前に動きますよね。巷で見かける『〜の状態がいい!』というお店の意見が個人的に疑わしく思えてならないです。
エスワs6に勝るとも劣らない重量のシューズですし走ってて大変気持ちいいです。皆さんも足に合うサイズを試着したらシグマスポーツに登録して半額で買いましょう(笑。他に気になることなどありましたら、@Marina_K1993までどうぞ。
価格評価→★★★★★ ハイエンドが半額
評 価→★★★★☆ エスワs6とどっちがいい?と聞かれると困る…
<オプション>
年 式→2020
カタログ重量→185 g (EU 42.5)
付属品 →反射剤付き予備シューレース、大中小アーチサポート、靴袋