購入価格 ¥48,000
DIADORAの「VORTEX RACER」を使って5年。
きつめのサイズを購入してかなりフィット感がありましたが、最近では足の甲や踵が緩い感じがしてきました。
BOAダイヤルを分解してワイヤーを短くカットしてみたのですが、ワイヤー部分のアタリが強くなっただけで全体の緩い感じは改善しないため買い替えを決めました。
はじめはシマノRC9を考えたのですが、私の住む地方都市では中々在庫があるお店がなくサイズの確認ができないため、東京出張の際に有名店を訪ねました。
RC9の40.0と40.5で迷っていたところDMT KR1を勧められました。
聞いたことのないブランドで単なる布生地にBOAダイヤルが一つ。それなのにお値段は高過ぎ!
騙されたと思って40.0を履いてみたところ恐ろしいくらいにジャストフィット。
厚めの靴下を履いた感覚。
足の周囲全てがピッタリと包まれた感触です。
立って体重を乗せてみると土踏まずのアーチが強烈に盛り上がっていて支えてくれます。
予算をかなりオーバーするので悩みましたが、このシューズを履いた後では他のシューズを試す気にもならずに購入を決めました。
インソールはペラペラで安っぽいものですが、強烈に硬いソールが足の裏に沿った形状になっていますので気になりません。
実際に走ってみた感触としては、ガチャ踏みしない限りBOAダイヤルを締めなくても足にフィットします。
ソールが固くて足裏全面を使ってペダルを踏む感触でとても良いです。
今まで使用していたDIADORAよりソールが薄く、とてもダイレクトな感じになりました。
サドルの高さは3mm程度下げました。
あまりのフィット感に最初は70~80kmくらい走ったあたりから痛みを感じるようになりました。
140kmほど走って帰宅するときには痛くて、途中何度かコンビニで靴を脱いで休む必要がありました。
スキーで言えば昔のLANGEを履いて痛みに耐えながら滑る感覚と一緒です。
ただ、この痛みを覚悟しながら何度か使っていると、若干伸びたのか、それとも足が慣れたのか最近では大丈夫になってきました。
のんびりと長距離を走るには向きませんが、強度を上げて走る際には軽くて非常に感覚の良いシューズです。
メッシュ素材なので通気性は良くて蒸れませんが、これからの季節にシューズカバーは欠かせないと思います。
価格評価→★★★★☆☆ (高かった!)
評 価→★★★★★
<オプション>
年 式→発売日 2019年
実測重量→243g