購入価格: ¥4,900 (税込)
標準価格: ¥8,925 (税込)
『見た目は普通のストレートジーンズだが、ストレッチ性があってペダリングの邪魔になりにくい』
■ストレッチ性と履き心地を高めたEDWIN 503 ZERO
レギュラーストレートの定番ジーンズEDWIN 503にストレッチ性を持たせ、履き心地を高めたものがEDWIN 503 ZEROだ。私が選んだのは濃紺ユーズドというカラーだ。他にワンウォッシュとカーキがある。
このジーンズの素材は綿98%、ポリウレタン2%と従来のジーンズとほとんど変わらない。外側に縫い目が出ないゼロステッチという製法と、生地に凹凸が出にくいシンクロ技法という折り方により、503 ZEROはストレッチ性と履き心地の良さを高めている。普段履くジーンズとしても快適だが、自転車の走行にも向いていると感じた。
・EDWIN 503 ZERO
■ペダリングのしやすさとジーンズのシルエットを両立
生地に伸縮性があるおかげで、ペダリングの際のつっぱり感をほとんど感じない。しかも、ジーンズ特有のごわついた感じがない。サイトや付属の小冊子に、深くしゃがんだりジャンプしている写真を載せているだけのことはある。私が以前レビューした防風ジーンズEDWIN 503 ブルートリップ WILD FIREも伸縮性があって漕ぎやすかったが、503 ZEROは更に伸縮性が高い。
ワイドでゆったりとしたパンツならペダリングの邪魔にはならないのだが、自転車から降りた時のシルエットがスッキリしない。その点、503 ZEROならレギュラーストレートのシルエットはそのままだ。
・伸縮性のある記事のお陰で、脚を上げても生地のつっぱりが気にならない
■防風性、通気性のバランスが良い
ハーフパンツではちょっと寒いくらいの時期なら、走行中に風が脚を冷やすのを防いでくれる。それでいて、網目から空気が入ってある程度涼しく、スピードが高くなってもズボンの中は蒸れにくく快適だ。秋のサイクリングなら、防風性、通気性のバランスが絶妙だと思った。ただし、雨天時は水をたっぷりと吸って重くなり、脚を冷やしてしまう。
■特に春秋にぴったりなジーンズ
このジーンズは夏を過ぎて、ハーフパンツではちょっと寒くなってきたという時にちょうど良い。私の感覚では、適応する温度は20℃前後だと思う。25℃くらいではまだ暑いが、ロールアップすれば涼しくなる。夕方以降は冷えるので、裾を下げれば脚を冷やさずに済む。15〜20度だと涼しさを感じるが、動くと脚が温まるのでちょうど良い。最低気温が一桁の日だとこのジーンズでは寒い。
・ロールアップすれば涼しくなり、印象もガラリと変わる
■動きやすいEDWIN 503の中でも特におすすめ
このジーンズはパ・リーグで楽天が優勝した時のセールで購入したのだが、ネット通販ではいつも安く買えるようだ。EDWIN 503の防風ジーンズも動きやすい太さだと思ったが、EDWIN 503 ZEROは更に動きやすい。どのくらいの寒さまで使えるか試していたら、このジーンズでは寒い季節になってしまった。私服で自転車に乗る人にとって、時期によってはとても使いやすいジーンズだと思う。
価格評価→★★★★★ (通販で安く買える。定価でも価値があると思う)
評 価→★★★★★ (シルエットがきれい。履き心地が良く、動きやすい)