購入価格 ¥5800
ポリエステル100%の長袖インナー。Lサイズで155グラムと軽めです。元々、冬期の山歩き用として買ったもの。
製品能書きには
「特殊なカーボン蓄熱糸を編みこむことにより、衣服内温度+3℃を実現した「サーモコア」使用のクルーネックインナー。中厚手ながら厚手の素材と同等の保温性を発揮し、必要以上にかさばらないので快適です。」
とあります。
中厚手ながら厚手の素材と同等の保温性を発揮・・・とありますが、それほどでもなく、見た目より暖かいという程度。
で、自転車用として使った印象ですが、軽く、良好です。自転車用長袖インナーとしての暖かさはこの程度がベストではないか?と思えます。冬期の登坂で暑くなり過ぎず、汗をかいた後の下りでの汗冷えも少なく、なかなか快適。汗は速やかに通過し、外殻ウエアに移行します。ポリエステル100%の能力をしっかり引き出しています。しかもポリエステル100%の割に、着心地も良好。
Foxfireの生地はこんな感じ。ポリエステル100%の軽い生地で、ザラっとした感触と多少の厚みを感じさせてくれます。
これまでに300回ほど洗濯機にかけていますが、生地表面が荒れてきています。しかし、ネットにも入れずダイレクトに洗濯機に放り込んでいる割には、形が崩れるということもほとんどなく、まだまだ十分使えます。当初、耐久性には多少難ありか?とも思いましたが、実はそうでもなかった、というわけで、なかなか良好な冬用長袖アンダーです。それから脱水してすぐに着ることができます。さすがに少し湿っぽいのですが、体温であっという間に乾いてしまいます。
というわけで、次もまたFoxFireにしようかなと思っています。
価格評価→★★★★☆
評 価→★★★★★
重量→ 155g
ところで、
社名「FoxFire」は自然現象「燐光」のことだそうな。
もともと山用ウエアのブランドと勝手に思っていましたが、1982年創業で、フィッシングベストからその歴史が始まっているのだそうです。複雑すぎるフィッシングベストの製造を請け負ってくれる縫製業者がようやく秋田県に見つかり、生産が始まったとか。そこは寒村農家の納屋だったそうです。
自然とともにある素晴らしさを知る人々のためのウエアを創造することを旨とするメーカー、だそうです。