購入価格 ¥ 5300ぐらい
夏場に快適なベースレイヤーを探していたところ、以前から気になっていたファイントラックが兵庫県神戸市と縁が深いということを知って、地元産業応援の気持ちで選んでみました。
ファイントラック社のレイヤリングは、L1〜L5まで5つに区分けされています。
L1 ドライレイヤー
L2 ベースレイヤー
L3 ミッドレイヤー
L4 ミッドシェル
L5 アウターシェル
L1ドライレイヤー製品は3つあり、運動強度や運動の種類、気温などにより選ぶことができます。
ドライレイヤーは、メッシュ素材に撥水加工を施されています。撥水加工が機能しているおかげで、肌から汗を吸い上げ、汗冷えを防いでくれます。
今回購入したパワーメッシュという製品は、L1のなかでも最も薄いメッシュ素材のものです。
使用回数5回程度の撥水状態
シャワーを軽くかけてみると、水玉になり完全に水を弾いている。
ウェアを振ると、水玉はウェアから離れる。
使ってみて・・・
着用感は結構タイトに感じます。伸縮性のメッシュ素材であるので、着ずらさはあまりなく着てしまえば圧迫感はさほど感じず、アクティビティに集中できます。
毎回着用始めは、暑さを感じます。メッシュ素材なので涼しさを期待して着てみましたが、なんだかチクチクするような感覚と暑さで、真夏はやや不快です。個人差があるのかもしれませんが、着てから20分ぐらい活動をしているとチクチク感と暑さが軽減され、そのうち気にならなくなるような感じです。
7月末に購入してから、真夏のヒルクライムをメインに使っていました。通常今まで真夏のヒルクライム後頂上で休憩をする際などは、休憩をした後体を動かすと汗で濡れたインナーが肌に触れるたびに冷たさを感じるのですが、パワーメッシュはそれを感じません。肌に張り付くように密着しているパワーメッシュが、効率的に肌から汗をジャージへ移しているのがわかります。体とパワーメッシュに隙間があるところでは、汗がスーッと落ちるような感覚が時々あります。その時は冷たさを感じます。
この9月中頃にMTBで、とある1400m級の山へ登ってから降りるという工程を取りました。気温がスタート地点標高600mで19度、始めは曇りで途中より雨天となり、レインウェアも着てピークの1400mに到着。ピークは恐らく15-17度程度だったと思います。ピークに付いた時点でウェア内は滝汗で、そこから下りスタート地点へ戻りました。
このライド中、汗冷えを感じることはありませんでした。また着替えのときに驚いたのが、パワーメッシュの上に来ていたウェアが汗で絞れるほどだったことです。そしてパワーメッシュを脱いだ瞬間に少しだけ寒さを感じました。これほどウェア内に汗を溜めた状態で下りをしても、汗冷えをせず快適にアクティビティが出来たことを、ウェアを脱いだときに実感しました。
使用後の洗濯について・・・
ドライレイヤーの洗濯方法は、
柔軟剤を含まない洗剤、もしくは専用の洗剤を用いて洗う事
すすぎは通常よりも1回多く行う事
乾燥する時には裏返しにして陰干しをすること
などがあります。
また撥水加工が落ちてきた場合は、低〜中温の間のアイロンがけをすると撥水加工が回復するようです。
その他詳細が記載されているので、使用される際には公式サイトを見られることをおすすめします。
まとめ
ドライレイヤーには3種類あり、このパワーメッシュは一番薄手です。秋〜冬に使用する際には一枚インナーを追加するか、一つ厚手のL1スキンメッシュなどを使ってみたいなと思います。
価格評価→★★☆☆☆(高い)
評 価→★★★★★(今の所大満足、レイヤリングでオールシーズン使える予感)