購入価格 ¥モニター品(実売¥5,780程度)
今回も選んで頂き感謝。
wiggleのプライベートブランドである『dhb』のレインウェア。
普段愛用しているのはPEARLIZUMI Rain Jacketである。
今回届いたのが台風の直前。
当初はウィンドブレーカーと勘違いしていたのだが、レインウェアという事が解り好機とばかりに走りに行って確認。
身長174cm、メタボではないが肉多め。
ジャージはXLという事でこちらもXLを選んだが、腕の長さは丁度良い位、胸周り・胴回りはかなり余裕がある状態。
冬であれば厚手の物を着ているだろう状況であればサイズとしては丁度良い位だと思う。
雨の中2時間程走っての感想となる。
耐水性は良好。
手首部分はマジックテープで絞れるし、首部分もチャックを上まで上げた状態で首の後ろのコードを絞れば好みに合わせて絞る事が出来るので、首から伝って雨水が進入する事もほぼ無かった。
【内側】
素材はポリエステル。
内側からの透過性は、ハッキリ言って悪い。
悪いのだが工夫はしていて、上腕~脇の下~脇腹まで大きなチャックが付いていて、それを開ければ内側に篭った熱気や湿気を抜く事が出来る。
これが有ると無いとでは大きな違い。
実際登りのダンシング中はあっと言う間に熱気が溜まってしまったのでチャックを開けて放熱したが、効果は高い。
濡れている場合は張り付きが生じる為、不快度は上がってしまうのが唯一の欠点。
インナーメッシュがあればそれも無くなり使い勝手も上がるだろう。
長袖のジャージを着ていれば、この張り付きはいくらかは抑えられるだろう(当日は半袖ジャージの上に着た為張り付きがあった)。
ポケットは前に2つ、後に1つで、全て独立。
前の2つは防水ジッパーで、後は普通のジッパーの上に
このように被さるように出来ているので、雨は入りにくい。
少なくとも台風の風雨に2時間晒されていて中は濡れていなかった。
後ろはただのジッパーだけにして、ジャージのポケットにアクセス出来るようになっていた方が便利な気がするが、これは好みの差だろう。
個人的に足りなかったのは、後ろの長さ。
ジャージのように後ろが長い方が濡れる面積も少ないので、個人的にはその方が好きなのだ(PEARLIZUMIは後ろが長い)。
逆に裾をゴムで絞れるようになっているので、そちらが好きな人にはいいだろう。
また腕・前後ポケット付近に反射するマーキングがされている。
腕部分はドロップハンドルを握った場合正面になる部分にマーキングされている。
黒なので夜間の雨となると不安はあるものの、最低限の反射材は付いていると思っていいだろう。
まぁ、雨天時には目立つ色を着る方が良いだろう事を考えれば、もう一色の蛍光イエローの方がお勧めだろう。
折り畳んでの携行性は残念ながら高くはない。
ジャージのポケットに入れてというのは、少々苦しいと思う。
意外と丸めたり畳んだりしても小さくならない。
総評としては、価格帯を考えれば(好みの部分を除き)高得点をあげても良いのではないだろうか。
これ以上を求めるのであればやはり桁が1つ増えるのは諦めるべきだろう。
それ位にはよく出来ていると思うし、機能としては必要なレベルを持っていると思って良いだろう。
ちなみに雨天時以外にも着て走ってみたのだが、秋の夜風の中を走るには防寒性・ウィンドストッパーとして使っても良さそう。
通勤する時に着てみたが、意外と快適だったという事を付記しておく。
価格評価→★★★★★(レインウェアって高い)
評 価→★★★★☆(インナーメッシュがあれば満点)