購入価格 ¥15000程度?
レインパンツを試着する。
足首までちゃんと覆うことが出来たのを確認し、「これで大丈夫だろう」
・・・ところが、実際に自転車に乗ってペダリングすると、裾がずり上がって、前輪から容赦なく供給される水が足首あたりから浸水し、結局、長さが足らないことを思い知る。
そんな具合に、パールもモンベルも、なぜあんなにもレインパンツはつんつるてんなのでしょうか?パールのレーシングタイツがつんつるてんだと思っていたら、2年ほど前からXLの長尺版を出してきました。モンベルもラインアップしています。しかし、レインパンツは、無し。
私は多少、背が高い方かも知れませんが、それにしても、レインパンツは長いヤツがない。「どうせ日本向けだし、レインパンツなんて売れないし、せいぜい売れ筋サイズだけ作っていればいいのさ、それが商売ってものだ」、という作り手の割り切りが感じられます。まあ、仕方ない面もありますけど。
レーシングタイツが多少短くても、特に困りませんが、レインパンツは、そうはいかないんですよね。
パールがカタログで提示しているように、パールの、あの大げさなレインシューズカバーで十二分に足首を覆って、その上にレインパンツを被せるのが前提だとすると、いかにもヘヴィで、ロードには向かないでしょう。
開発者はどれだけ雨天走行を体験しているんだろうか?
あまり走っていないんじゃないか?
会議室で仕様を考えているんだろうか?
きっとそうだ、間違いない!!!(オレに任せろ・・・ウソ)
10年前はサイズ的に悲惨だったユニクロの長パンだって、今では、まあまあ長いヤツもラインアップしています。一方、大したことないクセに値段だけがアホみたいに高い自転車用雨パンツ・・・。
・・・という悲惨な状況を打開するべく、4年ほど前に通販で入手したのが、海洋系ウエアで有名らしい、英国GILLの自転車用レインパンツです。価格失念ですが、15000円程度だったような?ついでに型番も今となっては不明です。
暗い画像でスミマセヌ
この製品のサイズは英国XLサイズ。長さは申し分なしで、ペダリングしてもちゃんと足首が隠れています。しかし、ちょっと太い。巨漢仕様か。ついでに言うと、カッティングがやや平板かも。
・・・というわけで、腰から膝付近まで、直しを入れて、絞ってあります。
そんな改造で活躍する必需品が、シームレステープ。こいつは、アイロンの熱で縫い目に溶着して、雨の侵入をシャットアウトするためのものです。パール金属のM-8380という型番の商品で、2000円程度です。
これがないと、完全にアウト。雨具の改修には不可欠です。
で、このレインパンツ。足首回りもベルクロで調節可能で、バシッと決まります。どんな雨でも自転車通勤・通学を敢行する(←決してお勧めはしませんが)ためには、こういった十分な長さで、ペダリングしてもちゃんとシューズの足首ラインまで到達するようなレインパンツも時には必要になります。寒い日に、冷たい雨がジワジワ~っと浸水してくるのはキツイ。
加えて、シューズ周りの、あの完全防水(笑)、そして薄っぺらな例の防水手袋(笑)、そして噂のレインヘルメットカバー(失笑)があれば、至極、レーシング。
冷たい大雨など屁のツッパリにもなりません(←屁~の用法が違う)。
自転車通勤(通学)は、天候との駆け引きの歴史です。
創意工夫で雨を攻略しましょう!! (←でも無理は禁物ですヨ!)
価格評価→★★★☆☆
評 価→★★★☆☆~完璧からは遠い
年 式→2006 ?