購入価格 ¥24800(上下セット。ネットでセール品を購入)
(定価 ¥34650)
ゴアテックス製で防水・防風性能が高く着心地もいいレインウェア。
普段着として使う人も多い目にやさしいデザイン。
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上下セットでの販売ですが、使用はジャケットのみ。
前回使っていたモンベツのストームクルーザーとの比較でレビューしていきます。
【購入動機】
自転車で日本一周しており、天気や気温によって着脱するのが面倒。
積める荷物も限られているため小さくて防水性の高いアウターとして購入。
ストームクルーザーの色が1年経っても愛することができず買い替えた(笑)。
【サイズ】
一般的なアウターのサイズと同じと考えていい。
180cm、78kgの私はXLを購入した。(ストームクルーザーはLを購入)
ゆったりサイズのBM、BL、BLLがあり、
胴囲はXLとBLが同じ。丈はXLとBLLが同じ。
私の場合、XLでもBLでもちょうどよかったが、B〜は値段がやや高い。
【収納】
正確に計っていないが、メーカー重量は上下で580g。
ストームクルーザーが上下で520gなので単純に上下で60gの差。
ジャケット単品で見た場合、持ってみて重さに差はほとんど感じない。
ストームクルーザー(パリパリ)と比べてしわになりにくい(ゴワゴワ)印象。
(擬音は生地を端的に表したもので、実際はゴワつきは全くない)
【防風性能】
ユニクロのヒートテックインナーとウルトラライトダウンの上に着て
風速3m程度の夜(気温2度)に20km/hで走行。
他のアウターだと『びゃぁぁあぁぁさむいぃ"ぃ"い"!!!(白目)』のところ、
レインテックスでは『風を受ける腕や胸にやや冷気を感じる...!!!(キリッ)』となり、
防風性の高さにはご満悦の様子。
【防水性能】
5mm/hの雨を直接受けても全く染みてこないどころか、
生地の上で水玉ができており大勝利した気分になる。
台風や豪雨は未経験のため不明。
フードはストームクルーザー同様、使わないときは襟元に巻いて収納できる。
【止水処理】
ストームクルーザーと違い、実は前面およびポケットのジッパーが止水ジッパーではなく、
ジッパーにフラップとマジックテープ(等間隔に配置)がついている。
だからといって水が染みてくることはないが賛否が分かれると思う。
いちいちジッパーとマジックテープの2重構造で開閉することに対して
購入前はかなり不安を感じていたが、実際は煩わしさは全くない。
前面はフラップが折り返しになっておりマジックテープが必要ない人は使わなくて済む。
ポケットは中央1/3にマジックテープがあり、どうしても少し触れてしまうため
開けっ放しにはできないが逆にポケット内容物の転落を防止してくれる。
【デザイン】
激烈に気に入っている(*´v`*)
ノースフェイス製品は青・赤・黄・緑など、それぞれほぼ原色のデザイン。
他社製品には原色の緑が少なく、それだけでこれを選ぶ価値はあると思う。
【デメリット】
ジャケットのみの単品販売がないため、パンツが必要ない場合にもったいない。
原色の緑は自然と同化してしまうため山道は危険で、
そのことを念頭に置いて走るように気をつけている。
【どちらを選ぶか】
わずかながら重量差や、防水加工などの点でストームクルーザーの方が優位な一方、
本格的な登山や、どしゃ降りの中を1日ずぶ濡れで走るという使い方をしない限りは
どちらを選んでも大きな違いはないし満足できると思う。
価格面では、モンベルはセールや値下げを一切しないが、
ノースフェイスは季節末・型落ちセールもよく見かける。
値段、原色を優先する場合はレインテックスフライト、
ジャケットのみほしい、少しでも軽くという場合はストームクルーザーをおすすめしたい。
ちなみに、他社の1万円台の上下を2組(どちらも別メーカー)買ったことがある。
『ゴアテックスに引けを取らない』『十分な耐水圧』等の言葉は見事に裏切られた。
動きやすく防水性の高いものをとお考えであれば、
安いものは避けてゴアテックス製を選んでおいた方が(現段階では)間違いないはず。
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『着ない時間の方が長い』レインウェアですが、
レインテックスフライトはカジュアル風アウトドアウェアみたいな印象で
わりと周囲からは評判がいいので個人的にはものすごく気に入っています(*´v`*)
価格評価→★★★★☆(ジャケット単体販売してほしい)
評 価→★★★★★