購入価格 ¥2,980(アマゾン 販売はfu-bi)
頭部から耳を含めて、顔の下半分までを覆う防寒用マスク。
これ一つでかなりの広範囲をカバーできる。
実のところは、万人をヒゲヅラへと変身させる帽子一体型のつけ髭だ。
アゴヒゲにあたる部分がかなり拡張されており、アゴは当然として、首に入る風までシャットアウト
してくれるなかなかの優れものだ。
ただし、ヘルメットのストラップを留める際に、長いアゴヒゲ部分を一緒に締めこんでしまうことが
あるので、注意が必要。
サイズはフリーサイズ。
参考までに私の頭のサイズは55センチぐらい。
頭のサイズが小さいとちょっとだぶつくかもしれない。
頭のサイズが大きい分には、ニットなので多少は伸びて対応可能。
本当はグレーが欲しかったのだが、売り切れだったので、黒を入手。
被ってみると、黒は黒でなかなか気に入った。
ニットがチクチクするので、敏感肌・乾燥肌等で肌が弱い人には向かないかもしれません。
私も乾燥肌で、最初は頬がチクチクしましたが、被っていると汗でしっとりしてくるせいか
そのうち気にならなくなってきました。
これは個人差があるので、万人が大丈夫という保障はありません。
体感気温が5度ぐらいの時に走ってみたのですが、かなり効果があります。
走っていると、アゴや頬はなんともないのに、露出している口だけ寒い。
また、長いチンガードの効果か、首から冷気が入り込んでいる気配がありません。
そして信号待ちで停車すると、本製品で防護されていないうなじの辺りがスースーするのを感じます。
欠点は鼻水がそのままマスクに付着してしまうこと。
鼻水の粘度が高ければ、ズズーとすするのですが、粘度が低いと気がつくと流れ落ちており、
そのままマスクに着いてしまいます。
しかし、そんな人のために、鼻の下だけ別パーツで分離可能となっています。
ボタンで留めるようになっており、任意の場所の編み目に固定できます。
5時間ぐらい被っていると、耳が痛くなってきました。
痛みとしてはかなり軽度で、ちょっと気になる程度です。
このマスク、防寒用というよりは暴漢用と言える代物なので、コンビニ休憩するのに、ヘルメット・
サングラスに加えてこのマスクを着用して入店すると、通報されるかもしれません。
性能もさることながら、デザインが秀逸で、買う人は一目ぼれして買ってしまうと思います。
しかし、買ったはいいが着用して外出できるかどうかという心理障壁があります。購入の際には、
これで外出できるか、冷静に自問しましょう。
価格評価→★★★☆☆
評 価→★★★★☆(ヒゲフェチ向けJokeグッズかと思いきや、なかなか良い製品)
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実測重量96g