購入価格 ¥24000(ribble)
欲しいとは思っていたもののPOCのOCTALと迷いながら、RIBBLEでバウチャーが出ていたので勢いで購入しました。ちなみに、後日見たところベラチの方が安かったのはショック。
KASKは今まで使ったことがなく、周りに持っている人もいなかったのですがチームスカイの使用や、インスタグラムで見ていると海外のサイクリストに大人気なので期待していました。
最近はマット(艶消し)塗装のヘルメットやフレームも多いですが、PROTONEは艶有りです。お掃除が楽であり、ステッカーチューンもできますね。
フォルムは最近の主流であるところのセミエアロ、GiroのSynthe以降後頭部が丸くなっているものが増えてきており、METのスクアーロのようなトゲトゲしたヘルメットを見ると一昔前の感すらあります。
着用感では被りの深い、後頭部までしっかりガードされている印象があります。これは併用しているのがGiroのSyntheという被りの浅いモデルだから余計にそう感じるのですが。
SyntheはSサイズ(~55cm)ですがKASKはMサイズからしかなく(~58cm)大きいかもしれないと思いましたが、後頭部のダイアルの調整幅が非常に広く、なおかつ上下の位置調整も大きいため非常にフィット感は高いです。
以前にGiroの廉価版モデルを使用していた時はダイアル調整が合わず、ダウンヒルでギャップを踏んだりするとズレたりしていたのですが、これだとダイアルだけでしっかりフィットしてくれて顎紐を外していたとしても(外してはいけませんが)ズレることはありませんでした。
エアロ性能に関しては言及できるような速度で走らないので分かりませんが、帰宅してから内装を触るとさほど湿っていないのと、頭部が部分的に暑いという感覚もないので通気性は高いのだと思います。
よく皆さんが気にする「キノコる」という点ですが、私の体型ではキノコっぽいです。と言っても、キノコの山のようなキノコではなく、マッチ棒のようなキノコ具合(伝わって)です。そして、走行中に影を見ると後頭部の出っ張りがなかなかどうしてルチ将軍のよう(伝わって・2)
しかし、POCも同じような出っ張り方をしているのでこれは最近のトレンドなのかもしれません。
余談ですが、海外のサイクリストを見てて思ったのは、痩せている人はどんなヘルメットを被ってもキノコは回避できないのではないかということです。POCのOCTALなど、誰がどうやってもキノコにしかならないのですが、これが海外の髭もじゃでVIBES高いサイクリストだと全くそう見えないのです。なので、痩せている人はキノコとか気にせずに好きなヘルメットを被ればいいんではないでしょうかね‥
ヒルクライムなどでヘルメットにサングラスを挿す場合がありますが(イメージとしてはアンディシュレクのよう)Syntheのようなサングラス挿し穴はありませんが、これもガタガタすることもないので良好です。
総合的に非常に完成度の高い、文句の付けどころのないヘルメットだと思います。
重箱の隅を突く的に気になる点を挙げれば、顎紐がレザーなので耐久性が少し心配なぐらいです。
価格評価→★★★★★(値段も今のヘルメットの標準的ですし)
評 価→★★★★★(カラーも豊富ですしスタンダードな色ならベラチが安いです)
<オプション>
年 式→2017
カタログ重量→260g