購入価格 約¥44,000
訳あっていただいたcannondale F700を普段使い用に再生させるべく買いました。
9s〜11s、フロントシングルかダブルか?リアの歯数構成は?といった様々な選択肢がある中で選んだのは、10s、フロントダブル46-30T、リア11-39Tという中身にしました。10sにしたのは何となく見栄を張るため…。
【開封編】
パーツが揃って開ける瞬間はいつでもドキドキワクワクするものです。
手に取ってみた印象ですが、「重い!」
耐久性を重視した結果重量が増すのは自然の摂理なので当然ではあるのですが、実際に手に返ってくる感触は重いに尽きます…。
また、クランクセットは2ピースになっているのですが、シャフトは左側から伸び、オクタリンクを通して右側が嵌合します。要は現行のSRAMとほぼ同じですね。
その他のコンポーネントに関しては他製品と大きな差は無いように感じました。
【組み付け、使用編】
CUESを組む上での注意点としては、チェーンリング、スプロケット、前後ディレイラーをCUESで揃えることです。CUESはLINKGLIDEテクノロジー(以下LG)を使っているため、従来のHGとは互換性が無いためです。ただし、チェーンに関してはHG11s用が使えます。
Qファクターは広めの180mm。スニーカー等で乗る分には違和感は特にありませんが、ビンディングで乗った時は広さからくる違和感が中々に強烈でした。まぁそのうち慣れるでしょう…。
シフティングに関してはさすがLGと言ったところでもの凄くスムーズです。特筆すべきはローからトップへの変速で、チェーンの暴れやショックが大幅に軽減されています。シマノが3倍スムーズと言うだけあります。
ギア比は狙い通りで街乗りに最高でした。
【総評】
ミドル~ハイグレードのフラットバー向けコンポーネント。通勤通学でハードに乗る方や、今の自転車と長く付き合いたい方等にオススメ。重量は考えてはいけない…。
価格評価→★★★☆☆(物価上昇の影響は大きい)
評 価→★★★★★
年 式→2023