購入価格 ¥60000(3か月使用の中古品。定価¥128000)
GIOS PANTO 2013モデルです。2010年モデルと違う点は
・コンポーネントセットが10sの4600Tiagra(ブレーキのみBR-R451)
・ホイールがAclass FOLEX RACE (OEM専用品。スポーク数Fr20本Rr24本)
【購入動機】
普段使いでカーボンロードを出すのは色々億劫な点が多く
街乗りで機動力の良い自転車が欲しくてミニベロを検討していたところ
普段お世話になってるSHOPで委託販売で出ていたのを購入。
実際購入検討していた車種は次の2車種。理由は実売7万以下で買える点。
・centurion MR20
・GIOS Feluca
PANTOはGIOSのミニベロの中でもトップモデル。中古品ですが使用感もそれほどなく
程度も良かったのと売り出し価格で即決。
【利点?欠点?】
PANTOのフレームはサイズが2種類(480と510)
それで低身長~高身長まで対応せざるを得ないためシートチューブの角度が70°。
大抵73°前後の設定なんですがGIOSのミニベロはどれも70°設定
あと使われてるパーツが良くありがちな汎用品使い回し(特にシートポスト!)
70°の利点は後輪に荷重が掛かるので安定する点です。意識しなくても後荷重になるので
ブレーキ掛ける際でも車体安定するしママチャリから乗り換えてもさほど違和感ないかな。
欠点ですがペダリングでの足の伸びきり位置が5時よりも上になるのでペダル回す際に違和感が出ます。
コレに関してはシートポストにも原因があるのですが・・・・・。
70°とシートチューブが寝ているにも関わらず、GIOSのクロモリフレーム車に装着されている
シートポストがまんま装備されてるので当然ポジションは出ないわけで。
シートポストだけでもちゃんとミニベロ専用で設定していればもっと薦められる良い自転車なんだけどなー。
ちなみにシートポストのセットバックは25㎜位だったと思う。
【乗ってみて】
ポジションがちゃんと出せるなら面白い車両。
小径車なので下りで高速になると切れ込みますがシートチューブのお蔭で後輪は小径だけど安定。
乗り心地に関しては硬いものは硬い。クロモリはしなやかとか言われる人いますがソレを期待して買うなら素直にカーボン。
タイヤはKENDA の1インチ(23-451)ですが硬いので減らないのですがグリップはイマイチ。
ロードノイズも大き目なので気になる人は気になるかも。
ただフォークの兼ね合いで無加工ではタイヤが23-451しか事実使えないので要注意。
ブレーキはBR-R451ですがSTIレバーがST-4600。
ブレーキ自体引きが重かったのと適合表で性能ダウンするのは判っていたのでBR-6700に交換です。
コンポはTiagraなのでまったくもって文句ナシ。フロント変速に関しては6700より軽いのでやりやすいのは魅力。
ちゃんとメンテさえすれば105と変わらないですし。(ただ調整は時間がかかります)
購入するときにポジションまでしっかり考えてくれるお店で買うのであればお勧めできます。
がPANTOではなくFELUCAで十分かも。
【購入して自分の総評】
正直な話、PANTOやFELUCAの事をネットで悪く書いてる人はいません。(多分自分だけかもしれん)
自分が新車で買ってたら間違いなく発狂してたんじゃなかろうか。
PANTOやFELUCAなどGIOSのドロップミニベロの場合ポジション出すのにシートポスト交換。
(セットバックが後ろ過ぎてサドル調整しても後ろ過ぎるから)
それをすると当然ステムの変更。場合によってはワイヤー類やその他もろもろも交換する必要になる可能性大。
安いポストでも4000円程度しますからそれらが含まれると結構な金額が別途飛ぶ。
ちゃんとポジション出して乗るとフレームとして出来は悪くないのでシートポスト1つで台無しなのは勿体ない。
あと1インチのアヘッドはステム交換等楽には出来るんですがハンドル径Φ26.0。
色々探す羽目になると思います。自分は面倒なのでΦ31.8に交換済。
結果的には納車状態で乗ってから写真のようになりました。
掛かった金額はついでで交換してる部品が多すぎ・・・・・・だな(汗)
価格評価→★★☆☆☆(←中古6万+別個費用掛かったから★2つ。定価なら星つけれないです。)
評 価→★★★★★(←今は良い相棒です。)