購入価格 ¥120000
2007年英国モデルが在庫処分価格だったので海外通販で購入。
立ち位置としては、2010年モデルのCAAD8と同じく、廉価なエントリー向けアルミフレームといった感じか。
Hand made in USAの文字が主張している。
別にアメリカ製が最高!だとか思っちゃいないが、生産国を示す姿勢は気に入った。
ざっくりと言えば、CAAD9を非Optimoにしてシートステーの潰しをなくして、ホリゾンタルフレームにした感じ。
そう、こいつはホリゾンタル。トップチューブはビシッと水平である。
特にこだわりは無いが、丸パイプを組み合わせたフレームではやはりホリゾンタルが最も美しいと思った。
ハイドロフォーミングだとか、カーボンだとかはセミスローピングがしっくりくるんだが。
下位モデルとはいえフレーム1300g。
写真の構成で8.2kgくらいにはなった。
さてさて乗り味だが、硬い。
リヤの空気圧を0.5気圧下げるようになったくらい。
踏んだらズバッと加速していく代償と思ってあきらめよう。
それにこういうスパルタンなの好きだし。
感動したのがハンドリング。
73度のヘッド角とフレーム剛性のおかげか、下りがとても気持ちいい。
顔を向けたところに鋭く切れ込んでいく。
とりあえずロングライドには向かない特性だが、
カーボンピラーとかカーボンハンドルとかカーボンクランクとかで武装したら
250kmくらいならなんとかなった。ラスト数kmで脚攣ったけど。
欠点はそんなに無い。
フレームは赤単色+白ロゴがいいとか、その程度。
ただ塗装は強くない。アウターワイヤーの摩擦ですぐに剥ける。
最も、硬いものをごく軽く当てただけであっさり剥がれたビアンキよりは遥かに強いが。
Nokonのブレーキアウターに7800デュラブレーキ、R55C3パッドではフロントが震えた。
標準のは重いし、フォーク変えるといいかも。
価格評価→★★★★★ CAADを105組でバーゲンプライス
評 価→★★★★★ 5つ星をあげられるフレーム
年式:2007
実測重量:フレーム1303g フォーク567g