購入価格 ¥ロードにつぎ込んだパーツ代よりは遥かに安い(自戒を含めて)
レビュー第二段となる。
自分がSTRIDAを使う上で、どういったパーツを使っているか、又使えるかをご紹介する。
コンセプトは「夕飯の買い物に出て、あまりの気持ちよさにふらふらと15kmくらい走ってしまい、
良さげな商店街を見つけてコロッケとメンチカツを買い、輪行で戻ってきたりする」と言うもの。
はいそこ、いかにも後付けなコンセプトだなぁw、とか言わない!
※ かなりのアイデアをこちらから頂いております。
http://homepage1.nifty.com/kikujiro/strida.html (リンクに問題がありましたら、管理人様宛にでもお知らせ頂ければ幸いです)
STRIDA”mascagni号”全景
1.サドル
STRIDAのサドルは結構肉厚なのであるが、姿勢的に全体重が坐骨、と言うより尻に乗るので、
よほど体重が軽い人じゃ無い限り、多少距離を乗ると尻が痛くなる傾向にある。
がしかし、STRIDAは独特のサドルクランプ方法を取っている。
クランプ部分が長く、サドルの前後位置に関して自由度が事実上無い。
しかもクランプのフロントエンド側からチューブまでの距離が短く、サドルレールに対して、
サドル先端部分が長く出ているようなサドルは使えない。
従って、サドルの変更を行うことは、サドルの選定からして容易ではない。
さて、どうしようと思って、自分が取った方法はサドルカバー。
通常ならば、格好悪いので使いたくないサドルカバーなのだが、ことSTRIDAであるならば、
その格好悪さをファニー感として捉えることが可能かと(単なる主観w)
と言うわけで、Dr.Airのサドルカバーを使用している。
なお、使用にあたっては、一度サドルを取り外してから装着する必要がある。割と面倒くさいですorz
ユニコ Dr.AIR エアー入りサドルカバー
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=440&forum=15#forumpost65152.リアキャリア
正直、中途半端で不要と思っていた。無いほうがデザイン的にも三角が強調できてスッキリするし。
ゆえに外してしまい、Zefalのボトルケージ台座と、家に転がっていたミノウラのAB100-5.5を組み合わせ、
和田サイオリジナルSTRIDA輪行袋を突っ込んで、常に輪行スタンバイにしてある。
Zefal GIZMO 108
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=4265&forum=81#forumpost6517和田サイクル STRIDA用輪行袋
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=4264&forum=76#forumpost65163.ツール類
2.で書いた通り、輪行袋を常時持っているので、何か起きたら輪行して帰ってきてしまえばいいわけだが、
ベルトが切れたとか言うならともかく、パンク程度はその場で直して走りたい。
と言うわけで、ツール缶の収納場所を作るべく、第二のボトルケージ台座ポイントを作成。
それが、リンク先の写真の通りのシートステイ?のエンド付近。これは実に上手い位置。考えついた人は凄い。
こちらはボトルケージ台座にミノウラのBH-95Xを使用、ケージはミノウラAB100-5.5(やはり家に転がっていたw)。
ツール缶の中身はTOPEAKのミニ9、スペアチューブ、パークのスーパーパッチ、小モンキー。
(モンキーはパンク時の他、アクスルボルトの増し締め用に使う)
それとポンプにTOPEAKのマウンテンロケット。これは純正状態のバルブがシュレッダーなので、
それに併せて家に転がっていたwマウンテンロケットを使うことにしたもの。
MINOURA BH-95X ボトルケージホルダー
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=3515&forum=81#forumpost6518TOPEAK 携帯ツール ミニ 9
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=3776&forum=82#forumpost6441TOPEAK マウンテンロケット AL マスターブラスター
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=4266&forum=92#forumpost65194.ペダル
標準は折り畳み時に邪魔にならない小さめの樹脂製ペダル。
当たり前のように折り畳みペダルへ変更。セレクトしたのは三ヶ島のFD-6。
これ以外選ぶ必要は無い・・・と言い切りたいが、用途によっては、同じ三ヶ島のEzyシリーズも良いと思う。
三ケ島(MKS) FD-6
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=1035&forum=44#forumpost65205.グリップ
3.3標準のスポンジーなグリップはあまりに気にいらず、購入2日目に速攻変更w
最初の変更はTIOGAのパワースタッド6mini(超ショートバーエンドバー)とバーテープの組み合わせ。
STRIDAは登りに弱いと言うのは先日も書いたが、登りの際にこんな程度のエンドバーでもあると、
効率よく力が入れられて良かったりするのである。
バーテープに関しては、グリップを買ってくるまでも無く家に転がっていたので(又かいw)
そのうち、意図的にちょっとした登りでも避けるようになりw、エンドバーを付けている意味が無くなってきたので、
ならば平地走行に適したグリップに変更するか、と言う事でErgonのGP1を選択。
ちなみにそのままではクランプ部分まで入ってくれない。
ブレーキレバー位置をずらすかグリップを多少切る必要があるが、ブレーキレバー位置をずらすのはお勧めしない。
何故なら、ブレーキレバー位置を動かすと、アウターの調整が必要になるから。
STRIDAのアウターは、フレームパイプ内を長々と通っており、抜いちゃったりすると入れるのが大変。
なので、グリップを切る方をお勧め(お店にやってもらうなら別ですけどね)
Ergon Performance Grip GP1
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=3907&forum=12#forumpost65216.その他
全体像を見てもらえば分かるが、サイコンは猫目RD-100、ライトは割り切ってKnogを使用(前白、後赤)。
フェンダーはカラーのヤツに変更し、エクステンションマッドフラップも装着してある。
これは、国内ではなかなか常時在庫しているところが無く、注文しても海外取り寄せになるそうで。
じゃあめんどくさいからと言う事で、自分は海外通販で買った。
自転車乗り大国オランダはアムステルダムの「TROMM TWEEWIELERS」を利用。
TROMM TWEEWIELERS
http://www.vouwfiets.nl/前回のレビューで書いたSelectiTオリジナルスタンドは、残念ながら完売とのこと。
流通はしていない模様なので、入手は困難になってしまった。
代替手段であるが、TOPEAKのフラッシュスタンド-スリムを使用することが可能。
自分の手持ちのでフラッシュスタンド-スリムで確認済である。
但し、この悪名高いスタンドw、改造しないと使えないと思う。
自分のは、ロードで使う為に嵩上げ済なので使えたが・・・
以上、reviewと言うよりtipsに近い内容です。
長々とスミマセンです。
<<tipsの追記です。某秘所でのご質問にお答えします。>>
(と言うか、自分の書き忘れです汗)
○サイコン
CATEYE CC-RD100を取り付けるには、オプションのリア用ロングコードが必要です。
ノーマルコードでは長さが足りません。
http://www.cateye.co.jp/cchtml/rd100_p.htmlこれを使って「フロントに」取り付けます。
コードはタイラップ/インシュロックで固縛。
本当は、フロントのブレーキアウターに巻いて、フレーム内を通すと美しいのですが、
自分にはそれをやる気力は無しorz
ワイヤレスはどうだろう。
センサーからサイコンにデムパが届くかどうか分かりませんねぇ。
○グリップ交換
ブレーキをホールドする紐は、純正のエンドキャップに付いているものです。
従って、グリップを交換しても、エンドキャップを使う限り紐は使えます。
但し、ブレーキ位置を奥にずらしてしまうと届かなくなり使えなくなります。
それもあってグリップを切るほうを推奨しています。
無論、器用であれば、紐を長いものに交換することもできるでしょうし、
紐など使わずとも、ベルクロで代用することも考えられます。
あくまで、紐とブレーキの関係性を崩したくない方はグリップに加工を、と言う事ですね。
価格評価→それなりに金はかかってますよ。
評 価→自分で仕上げて満足度ひとしお。