購入価格 ¥前述の通りだが、パーツ交換で更に金が掛かっていることは言うまでも無い
このバイクを組んだのは2008年の2月なのだが、1年で3500km程度乗った。
セカンドバイクなんだけど、今年1年だけ見ればファーストバイクより乗っているw
自慢じゃないが、自分の貧脚orzで3500km程度では、これっぽっちもヘタったそぶりを見せない。
(一応中古で、その前に700km程度乗られているフレームだが)
で、思ったこと。 カ タ イ orz
硬いと言っても、パンターニやディルーカのバイクの如く、硬くて軽くて薄いわけではない。硬くて重くて厚いw
まぁ、重いと言ってもそんじょそこらの自転車よりは遥かに軽いわけだが。
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巷では
「『ロードレーサー』じゃないw、(初心者素人向けの)『ロードバイク』だよプププ」
とバカにされることが多いが、厚くて硬いアルミバイク、実は豪脚さんじゃないと踏み切れない。
笑われる方は、実際に乗ってないからそんなことを言っているわけだ。
実際に乗った上でそのような事を言われている方は、それはそれで尊敬すべき豪脚さんである。
自分は貧脚orzなのでコンパクト(それも48-34T)を入れているが、本当は大ギア掛けてパワー系でぐいぐい踏める人向き。
若きレビューワーflare氏がこれのカーボンバック版にガンガン乗られているが(2009/03現在)
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=4387&forum=49本来、こういう人が乗って初めて活きるバイクである。
自分みたいなオッサンが、ちんたらお散歩用~、とか言って乗るべきバイクでは無いのだ。
これ、DE ROSAのTEAMと似たような性質だと思う。
TEAMは、あのウーゴ・デローザ曰く、ボロボロになるまで踏み倒してこそのバイク。
TEAMと違うのはジオメトリーがレース向き(TEAM)かファンライド向き(Nirone)かと言う点。
そして、この違いがNironeを中途半端な性格(反応が良いわけでも無く乗り心地が良いわけでも無く)にさせてしまっている原因だと思う。
しかも、中途半端さがあり力をロスする分、逆にTEAMよりも更に豪脚さんじゃないとイカンと。
まぁ、薄くて硬いよりは、厚くて重くて硬い方が気を遣わないで済む。
そういう意味ではお散歩バイクになり得る。
この、気を遣わないで済むと言うのは実に重要で、50km~60kmくらいなら気楽にこっちに乗ってしまう。
(それ故ファーストバイクよりも距離が伸びたりするわけだが)
初めての一台とする可能性が高いわけで、そういう意味でも丈夫ってのはいいと思う。
塗装が弱いと言う話もあるが、傷ついてナンボなんじゃないの?このバイクは。
(そりゃいつまでもキレイであるに超したことは無いけど)
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あと、再度書いておきたいのが生産国の話。
Nironeと言えば'08以降は台湾製だから・・・とか言う人がいるようだ。
まぁ、Nironeに限らないのだが、所謂台湾レパコル。
台湾製で何か問題があるのだろうか?あるいはあったのだろうか?
純イタリア製レパコルNironeがあったとしたら、もの凄く高品質で走る!とでも言うのだろうか?
最高峰928SLのカーボンパイプはイタリア製だとでも言うのだろうか?
まぁ、自分が愛用しているBromptonは、一時期台湾製が存在し、確かに英国製と台湾製とでは品質の差異があったそうだ。
でもそれは過去の話。
今時の品質管理では、台湾製だから!と言う事は一切無い筈だ。
それでも、長年のコアなBianchiファンの方が、これを言うなら、気持ちは理解できる。
が、得てしてこういうことを言い出すのは、これからバイクを買おうとしている耳年間な初心者だったりする。
お前ら、そういうことは、とっととバイク買って、30000kmくらい走ってから言え。
価格評価→★★★★☆ 良好な値段、と言えば良かろうか。
評 価→★★★☆☆ 客観的に見て色んな意味でコンセプトに矛盾がある気がするので。主観では欠点あれど気楽に乗れるし愛着も湧いたので星4つ。
※ 自分は納期の長さを経験していないのでこの評価だが、納期次第では又評価も変わってくるのであろうかと・・・