購入価格 ¥54,237 (サイクルベースあさひ)
ママチャリしか乗ったこと無かった私を自転車沼にハメたクロスバイク。今では自転車が4台に増えました。
乗り心地といいギア比といい、初心者には優しくない要素がいろいろです。自分でカスタムしてアレコレ改善しているうちに自転車沼にハマることは確実でしょう。
私はすぐカーボンのロードバイクを買ってしまいましたが、この子は通勤と買い物用にずっと活躍しています。
・フレーム
やはりホリゾンタルフレームがこの自転車の存在意義でしょう。有無を言わせぬカッコよさがあります。フレームサイズ別にホイールサイズを700C、26インチ、24インチと使い分けてまでホリゾンタルフレームを維持しているあたり、並々ならぬこだわりを感じます。17度ステムが付いているのでステムをひっくり返すだけでステムもホリゾンタルになって美しいです。
一方、細身で肉厚のアルミパイプを使ったフレームですから、フレームの振動吸収には全く期待できません。つまりやたら剛性が高いのですが、リアセンターが長いので加速は悪いです。フレーム剛性もあってブレーキはしっかり効きすぎる感じです。乗り始めの頃はすぐホイールロックして転倒しました。
最初からセンタースタンドが付いていて、よくあるキックスタンドに比べて格段にスマートでカッコいいです。
ダボ穴も各所に完備されておりボトルケージ3個、フェンダー、キャリアが全部付けられます。
・色
6色から選べます。落ち着いたマットの赤にしました。紫外線に晒されることが多いですが2年くらいでは赤色の退色はよくわかりません。
いろんなパーツがシルバーのポリッシュ仕上げで、磨くときれいです。
・ホイール
リム重量600gのクソ重い頑丈なホイールが付いています。30km/h出すのはかなり大変でしょう。
初期装備タイヤは自転車屋から乗って帰って即廃棄して、RITEWAYのアーバンフルグリップタイヤ35Cを付けて軽量化しました。
シマノのカップアンドコーンのハブを使っていてメンテは楽です。パーツがしっかりしているからか、メルカリで売り飛ばすとクロスバイクの初期装備ホイールにしてはちょっと高く売れます。
1年くらい乗って重さに我慢ならなくなってホイールを手組しました。リアエンド幅135mmなので残念ながら完組ロードホイールは付けられません。ホイールを交換して23Cタイヤを付けたので、更なる乗り心地悪化(乗るのは30分が限界)と引き換えに爆速になりました。
・ドライブトレイン
フロントシングルで(操作だけは)初心者に優しい仕様になっています。ギア比は重め(一番軽いギアでもフロント44T-リア34T)で登りはつらいです。
チェーンガードが付いていてズボンが巻き込まれにくくなっています。チェーンは引っ張ったり転倒したりしてテンションが緩むとすぐチェーンリングから外れるため戻すのが面倒です。
・総評
乗り心地はどうしようもないですが、見た目がカッコいいので良しとします。簡単に壊れそうなパーツがなくメンテナンスもとっても楽です。キャリア、フェンダー付けたりホイール組んだりといろいろ弄り回してきて、次はカーボンフォークを入れてフロントをディスクブレーキにしてみたいです。
<オプション>
年 式→2018
カタログ重量→ 10.7kg