入場料 ¥無料
毎年、行ってみたいと思いつつ仕事やら他の用事で行けなかったのですが、
今年ついに行けたので簡単なレポをば。
公式HPはこちら
http://www.cycle-info.bpaj.or.jp/?tid=100234 今回、1F展示室を4個(うち1個はトークショー用)使うという過去最大の規模となっていたみたいで、
日曜の昼から見て回っていたのですが、人が途切れることなく賑わっておりました。
全部のブースを紹介するには余りにもスペースが(ryということで、
個人的にピンときた物を幾つかピックアップしていきたいと思います。
まず、入ってすぐ目を引くのは「SANO MAGIC」の木製自転車。
まずこれだけでご飯3杯いけます。
もう、ステム一体型のハンドルの木目とかまさしく唯一無二でございます。
本当、どんな乗り味なんでしょうね。
お次は「東洋フレーム」。
フルカーボンフレームやカーボン+クロモリのハイブリッドフレームも展示されてましたが、
自分が気になったのはフルクロモリの電動アシスト車。
サンスター社製のアシストユニットを使用してますが、
実はこれを使うには認定受けたフレームでないといけないらしくそこらへんが面倒だったとお話されてました。
バッテリーは小さめでLOWモードで90kmほど走れるとのことですが、
24km/h以上はアシストできないので坂道を延々登らない限りは漕ぎ出しだけアシストする感覚とのこと。
こちらは「絹自転車製作所」のランドナー。
伝統的な作りにはなってますが、現行パーツで組んだとのこと。
写真の隅に映ってる「パーフェクトデモンタ」のようなビックリドッキリメカの印象が強いビルダーさんですが、
こういうのをポンと出されると、何か参りましたと言うしかない感じです。
「細山製作所」というより「QUARK」「FUTABA」のブランド名の方が通りがいいかもしれませんが、
「FUTABA」ブランドのパスハンターがこちら。
フルXTRでONZAのバーエンドで、パスハンターというよりATBと呼ばれてた頃のMTBを思い起こす一品。
ちなみに、オーナー募集中とのことですので興味がある方はいかがでしょう?
「ドバッツ・ライノ・ハウス」のタンデム車
工房がある愛知でもタンデム解禁されたそうで、その関係に制作したとのこと。
んまー、ダウンチューブがぶっといこと。横に潰したパイプでヨー方向のネジレを抑えてるのだとか。
それより驚きなのが、このパイプが部材として流通してることでしょうか。
後、この集合部眺めてるだけでご飯が3杯(ry
「WELD ONE」のフルチタンDHバイク。
全景を撮り忘れるポカをやらかすも、この溶接跡と焼け色眺めるだけでご飯が(ry
フレームビルダーだけでなくパーツメーカーも出展しており、
「エンマバイシクルワークス」がタンゲのパイプを展示しておりました。
TANGE ULTIMATEのカットモデルがあったのですが、0.7-0.4-0.7mmの薄さだと目で見ても分からんレベル。
カットモデルの断面触ってようやく分かる部材を扱うビルダーさんもすごいよなぁとしみじみ思いました。
言わずと知れた「GOKISO」のフルカットモデル。ちなみにこちらは初公開とのこと。
ちなみに、スルーアクセルのハブは?と聞いてみたところ、
開発自体はしてるとのことで商品になるかどうかはまだ未定だそうで。
後、社員さんが使ってた振れ取り台が非常によさ気でした(お値段は8万円だそうですが……)。
さてはて、今回お気に入りの1台は「Equilibrium Cycle Works」のエアロロード。
BB30に44mmヘッドのせいもあってコロンバス・スピリットのシールがなきゃカーボン製と言われても分からない仕上げ。
パイプが薄いせいで銀ロウだけで一本一本芯出しながらつなげたあと、パテで成形してるとのこと。
シートステーの集合部とか、もうご飯3杯じゃなくエンドレスでいけますね。
で、欲しい1台は別にあってな。
「岡安製作所」のcroMOZU275。
要は27.5インチホイールのストリートMTBで、飛んだり跳ねたりと走破性のいいとこ取りを狙ったフレームとのこと。
こちら、タイミングよく試乗できたのですが、いやー楽しいこと楽しいこと。
当然試乗車なので恐る恐るだったのに、あっさりバニーホップ出来てしまったりポゴしながらお話を伺ったり。
試乗し終わったときには、「さて予算組まなきゃアカンな」と思うぐらい。
ごっつあんでした。
ちなみにアンケートに答えると粗品がもらえ、自分は自転車文化センター謹製トランプを頂きました
こうやって、ビルダーと直に話す機会なんてそんなに多くはないので、非常に貴重な体験でした。
今回紹介できなかったビルダーさんのフレームも当然面白いものばっかであったので、
興味がある方は是非次回足を運んでみてはいかかでしょう?
価格評価→★★★★★(これ全部タダで見れるんだぜ……)
評 価→★★★★★(面白いよ!)